栗林市長らが参加して定礎式
市民からも建設資金の出資を求める公募債で話題に(10月30日・月)
| 定礎板を据え付ける栗林市長。 | 着々と工事が進む学校給食センター。 |
大仙市が内小友中沢工場団地に建設している仮称「大曲南外学校給食センター」の定礎式が30日午前10時から、現地で行われた。式には栗林次美市長、橋本五郎議長及び議会教育民生常任委員、市職員と工事関係者ら約70人が参列、神事で工事の安全を祈願した後、栗林市長が礎石を建物の入口部分に据え付けた。
給食センターは旧大曲市と旧南外村の学校給食センターのどちらも老朽化していることから、市町村合併協議の中で両センターを統合させた新しい給食施設を建設しようと決まった。中沢工場団地内に約9022平方メートルの敷地を取得、鉄骨構造2階建て、延べ床面積2171メートルの建物を昨年12月から建設している。
厨房は食中毒の元となる細菌の発生を抑えるため、調理台や床などは常に乾いた状態となる最新式のドライ方式を取り入れた。また、食教育の拠点となるよう2階には調理作業が見渡せる見学廊下を設ける。さらに隣接して展示スペースも設け、食について学習できる施設にもする。加えて調理実習室も設け、研修や講演会にも利用できる地域の食文化・食教育の場にしたいとしている。
さらに学校現場から出る食べ残しや調理で生じる生ごみを一次処理(発酵)し、たい肥として農家に供給するリサイクルシステムも同センターの大きな特徴だ。
建物の本体は高吉・さとう・丸茂特定建設工事共同企業体(荒川暉也代表)が、4億5536万円で落札。センターの冷暖房換気設備は富士開発機工・朝日水道工業所・東北商事特定建設工事共同企業体(小松英巳代表)が1億8217万5000円で、厨房設備は仙台市のタニコー株式会社仙台営業所(鈴木金栄所長)が3億4818万円で落札した。07年4月オープンを目指す。完成後は大曲・南外両地域の小・中学校14校に1日約4000食を供給する。
定礎式で栗林市長は「給食センターは合併のスケールメリットを生かし、国の『安全・安心な学校づくり交付金』を受け、大仙市として初めての事業だ。安全安心な給食、そして食教育の拠点となる施設として運用したい」などと述べた。
今回の建設に当たっては、市民からも建設資金の出資を求める「だいせん夢未来債」を募集。定期預金よりも利回りが有利としてして話題を呼んでいる。住民参加型の市場公募債として市では3億円を発行。購入限度額は1人(1法人・団体)あたり10万円以上300万円までで、11月6日から11月13日まで申し込みを受け付け、12月22日に発行する。