渡部県議

県政報告会に約320人

仙北組合総合病院改築に強い決意(9月18日・月)

  旧大曲市選挙区選出の渡部英治県議(57)=大仙市大曲田町=の「県政報告会」が16日、大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた。報告会には、栗林次美市長をはじめ、阿部三琅寺田すけしろ後援会長、小松正一県農協五連顧問、細谷昭雄元衆院議長ら来賓を含め、支持者ら約320人が参列。渡部氏は「チャレンジ、アクション、フレンドシップをキーワードに元気の出る大曲仙北の実現を目指して頑張りたい」と来春の県議選に向けて事実上の出馬宣言をした。

  市町村合併に伴う区割変更で、旧大曲選挙区(定数2)と仙北郡選挙区は、大仙市・仙北郡(美郷町)選挙区=定数5=と仙北市選挙区=定数1=となった。また、県議の総定数も48から45へと削減された。

  現在、大仙市・仙北郡(美郷町)選挙区への出馬を予定しているのは現職では自民党の大野忠右衛門氏(68)=長野字二日町=と社民党の佐々木長秀氏(57)=木原田字木売沢=、それに渡部氏の3人。そして元職の樽川隆氏(65)=美郷町土崎字厨川=が先月29日、捲土重来を目指して出馬表明している。新人では元太田町長の高貝久遠氏(59)=同市太田町太田字築地古館=、元西仙北町長の小松隆明氏(58)=同市刈和野字愛宕下=の2人が自民党公認候補として出馬する予定。

  旧大曲市選挙区選出では自民党の辻久男氏(68)=同市大曲福住町=が出馬を見送るため、自民党関係者はその後任として、現職市議からの擁立に向けて動き出しているがまだ具体化してない。

  県政報告会で高橋富美雄後援会長は「渡部県議は初当選以来、県政で農林水産常任委員として真木ダムの代替え案や仙北組合総合病院の移転新築の早期実現などで質問し、着実な成果を挙げている。任期も残り半年となった。県民一人ひとりが夢と希望の持てる秋田を目指して頑張っている。前回は無投票当選だったが、区割変更で選挙区も広がり、大変な激戦が予想されている。皆さんの支援を心からお願いしたい」と支持を求めた。

  続いて栗林市長も大曲橋(通称・金谷橋)の架け替えや真木ダムの代替え案、そして仙北組合総合病院の移転改築などで県との連絡調整や県議会での活躍を紹介。特に病院の早期移転改築に向けては「寺田知事から前向きな答弁を得て、厚生連も動きだし、来年には改築に向けた何らかの方針が打ち出されそうだ」と述べながら、「旧大曲市議としての長い経験もあり、大きな課題から身近な問題まで市政へのアドバイスを頂き、職員も大変、助かっている」と渡部氏への支援を訴えた。

  最後に登壇した渡部氏も仙北組合総合病院の移転新築に触れ、「病院は一日も早く計画に乗せなければならない問題であり、もしも改築が進まない場合、そのツケは必ず住民にかかってくる。病院は健康と命の砦であり、この地域にとって最大の課題と思って取り組みたい」と述べた。そして元気のでる大曲仙北「秋田」の実現を目指し、雇用対策の促進と強い仙北農業の確立、少子高齢化対策、安全・安心なまちづくり、医療体制の整備・拡充の推進などの政策を発表した。

  渡部氏は1968年、県立横手高校卒と同時に東北電力入社(現在休職中)、86年から旧大曲市議4期連続当選。03年4月の県議選で旧大曲選挙区から無投票当選した。県政では政党には所属せず、会派「みらい21」の政調会長を務めている。