燃やせるごみ?燃やせないごみ?

判別困難なごみ「あいうえお」順に検索へ

大仙市ホームページに「ごみナビ君」を設置(4月3日・火)

 大仙市ではごみ減量作戦の一つとして、再生利用できるものは「資源ごみ」として回収する「ごみ分別収集」を行っているが、その分別をもっと分かりやすいものにしようと、新年度のスタートと同時に同市のホームページに「ごみナビくん〜家庭から出るごみの分別〜」というページを新たに設けた。「あいうえお」順にごみの種類を検索でき、しかも燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源ごみ、市で収集しないごみと分別されており、便利さが自慢だ。

  旧大曲市時代の02年、大曲市外9カ町村清掃センター(現・大仙美郷クリーンセンター)が新築された際に当時の環境課が「ごみごみ分別大辞典」として冊子を印刷、全世帯に配付している。今回のホームページでは、それを見本に大仙市住民が共通の認識を持ってゴミの分別を図ってもらえるようにと設けた。

  市環境課によると缶詰の缶は「資源ごみ」としてリサイクルできるが、合併した旧町村によって「資源ごみ」だったり、「燃やせないごみ」扱いになったりとマチマチだったという。このため合併してから再度、同じような冊子の配付を望む声が多数、同課に寄せられた。しかし、市全体の予算が厳しくなっていることから「ゼロ予算」で取り組めないかと検討。その結果、インターネットの普及率も06年2月の国の調査結果で60%にも達していることから、市のホームページで見られるようにしようと新しいページを設けた。

  ごみとして出したいものを「あいうえお」順に並べ、例えば「アイスの容器」は「もやせるごみ」、登山用のアイスピックは「もやせないごみ」として分別しているほか、「紙などで包んで、危険のないように出してください」と呼びかける。アイロンも「もやせないごみ」で、ちょっと判別しにくい「鍋焼きうどん」が入っているアルミ箔の鍋は「もやせるごみ」と分類している。

  ギターは粗大ごみであり、庭の手入れで切り落とした木の枝は指定袋に入るよう切ったら「もやせるごみ」として収集してもらえる。同じガラス製品でも化粧品を入れたビンは「もやせないごみ」であり、酒のワンカップは「資源ごみ」へと分別される。これは日本容器包装リサイクル協会が酒やジャムなど食べ物を入れたガラス容器ならりリサイクルも可能だが、化粧品などを詰めたビン類は不可としているため。同じようにサラダ油の缶も金属類であり資源ごみ扱い、サラダ油のプラスチック容器は「もやせるごみ」扱いだ。

  また、ニカド電池や農機具類、農薬・劇薬を入れた容器、さらにバイクや廃油などは取扱店での処理を、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目は「家電リサイクル法対象品」として分類するなど、旧大曲市時代に発行された「ごみごみ分別大辞典」以上の詳細な情報が詰め込まれている。

  環境課職員は「どのくらいの品目をホームページに並べたかは数えてないが、頭で考えられるありとあらゆるごみをイメージに浮かべ、燃やせるもの、燃やせないもの、そして資源ごみとして再利用できるものと分けました」と話す。そして「ホームページを見ても掲載場所がまだ分かりにくい面もあり、専用のバナーを掲載します」と「ごみナビくん」の利用を呼びかける。

  大仙市のホームページは下記から。

  http://www.city.daisen.akita.jp/