大仙市四ツ屋

松倉橋下に水辺の楽校誕生

四ツ屋小、公園の完成祝ってサケの稚魚放流(4月11日・水)
 
  玉川に造られた水辺の楽校。   せせらぎの水路に入ってサケの稚魚の放流を楽しんだ。

  大仙市四ツ屋地区を流れる玉川に架かる「松倉橋」下に親水広場「水辺の楽校(がっこう)」が誕生し11日、その大枠の完成を祝って地元、四ツ屋小(小松陽一校長・児童数191人)の5年生36人がサケの稚魚を放流した。

  水辺の楽学校は松倉橋下の河川敷をもっと親しみやすい広場にしてもらいたいと市からの申請を受けて国交省湯沢河川国道事務所が約1億円かけて野球場、多目的広場、駐車場を整備。さらに散策路を舗装し、岸辺にカヌーの乗船場やせせらぎ水路、じゃぶじゃぶ池を造った。今後、市でトイレとベンチ、それに東屋を建てて完成させる。

  多目的広場は松倉や四ツ屋地区の人たちのグラウンドゴルフ場としても使え、春から秋にかけて交流が楽しめると喜ばれている。

  四ツ屋小学校の5年生たちはサケの生育を観察したいと市営ふ化場から卵を譲ってもらい、1月中旬に卵から生れたサケの稚魚100尾前後の生育を見守っていた。稚魚は体長5センチほどに生育。この日はその稚魚とふ化場から放流用にと譲られた稚魚を一緒にバケツに入れて放した。

  小松校長は「川のそばで楽しく遊んでもらいたいと県内で2つしかない『水辺の楽校』がここに造られた。そしてお祝いにサケの稚魚を放流することになった。サケは4年後には大きくなってこの川に戻ってくるかもしれない。無事に戻ってくるよう願いを込めて放流して下さい」と子供たちに呼びかけた。

  子供たちはバケツを手にせせらぎの水路に入って水の感触を楽しみながら、サケの稚魚を放流。狭い水槽から広い川に離された稚魚たちはこれから母なる川の香りを確認するかのようにせせらぎの流れを行き来し、子供たちを喜ばせていた。