日本酒ファン、世界の味を楽しむ(4月16日・月)
こだわりの酒「やまとしずく」を味わう会が13日夜、大仙市佐野町のフォーシーズンで開かれた。秋田清酒株式会社(伊藤辰郎社長)が、「こだわりの酒を持ちたい」と県内外の酒小売店からの要望を受け13年前から製造に取り組み、会員店のみで販売している酒。2000年5月には「やまとしずく純米大吟醸」と「やまとしずく山廃純米酒」が、ベルギーのブリュッセルで行われた「第38回モンドセレクション」でそれぞれ金賞と銀賞を獲得し、〃世界の味〃にもなった。
その「やまとしずく」が出羽鶴酒造の酒蔵から絞り出されたのを機に「大曲・仙北やまと会」が主催して銘酒の味を楽しもうと毎年、開いているもの。この日も140人ほどの日本酒ファンが詰めかけ、料理を囲んで「やまとしずく」の芳醇な味を楽しんだ。
やまと会の秋元浩会長(同市神宮寺・アキモト酒店)は「やまとしずくは日本酒が厳しい中でも南外地区で採れた米で、南外の蔵元で仕込むという地元に根づいた酒で全国に発信しようと造られた。東京をはじめ、県外にも多く出荷され、頑張っている。これからもやまとしずくをはじめ、地元の酒と文化を守りたい」と呼びかけた。
会場は禁煙とし、その分を酒と料理とおしゃべりを楽しもうと主催者。愛煙家には辛い飲み会だったが、女性客も多く華やいだ。そして「やまとしずく純米大吟醸」が各テーブルに運ばれると日本酒ファンは目を細め、ひと口含んでは「ウン。うまい」と喉を鳴らしていた。
やまとしずくは低農薬で栽培した米を使い、長期低温発酵という秋田の酒造りの伝統を守って造られ、なめらかで切れ味の深さで根強い人気を持っている。