農事組合法人「かくまがわ」
ライスセンター建設費助成など補正予算を可決(4月20日・金)
大仙市の臨時議会は20日開会、会期を1日間と決定した後、暖冬による大曲、協和スキー場の減収を補てんするための、06年度スキー場事業特別会計への一般会計からの繰入額の変更やそれに伴う特別会計の補正予算の専決処分など7件の専決処分報告を承認、同時に5534万円の07年度一般会計補正予算案を原案通り可決して閉会した。
補正による主な事業は公共施設失火見舞金支給費として30万円、農事組合法人「かくまがわ」(鎌田敏之代表・組合員21人)が事業主体となって建設する乾燥調整施設(ライスセンター)への補助額として5400万円、企業誘致対策費として215万9000円など。
公共施設失火見舞金は去る3月15日に発生した丸の内児童館の火災で、隣家が被災したことから「失火見舞金支給要綱」を新に制定し、見舞金を支給することにしたもの。法的には失火者に重大な過失がある場合を除き、損害賠償の責任を負う必要はなかったことから、失火見舞金に関する市の定めはこれまでなかった。
しかし、被災者に多大な迷惑をかけたことへの謝意は示すべきだと「見舞金支給要綱」を制定した。要綱では公共施設からの失火で住家が被災し、全焼した場合1世帯あたり50万円、半焼は同30万円、部分焼同10万円とした。
ライスセンターは当初、6月議会で補正予算を組む予定だったが、事業主体の農事組合法人「かくまがわ」が建設地の地質調査を実施した結果、地盤が軟弱なため工期が当初予定より2カ月ほど延長になる見込みのため、着工を早めることにしたもの。
建設地は角間川町字道東地内で、同町下木内、愛宕町、新道集落を対象に約40ヘクタールの処理能力を持つライスセンターを建設する。総事業費は9000万円で、うち半額の4500万円は国からの「強い農業づくり交付金」として補助を受ける。また、市からは農業経営近代化施設整備費補助金として900万円の補助が出る。
今回の補正によって07年度一般会計の累計額は428億4404万円となった。