仙北市、春の花の競演始まる(4月20日・金)
仙北市田沢湖刺巻地湿原のミズバショウと西木町八津・鎌足のカタクリ群生地が見ごろとなって、多くの観光客でにぎわっている。
刺巻湿原は広さ約3ヘクタールあって、ハンノキ林の中に咲いた約6万株のミズバショウが、真っ白な装いで観光客を迎える。チョロチョロと流れる雪解け水。ウグイスの澄みきった鳴き声。そのさえずりに耳を傾けながら、木道を歩くとキクザキイチリンソウの可憐な花の群れにも出会う。座禅を組む達磨大師に似ていることから名づけられた紫褐色のザゼンソウも見られる。雪国に住む人々にとって待ちに待った春の風景が広がり、喜びが沸いてくる。
一方の八津・鎌足のカタクリ群生地も場所によって、紫のジュウタンを敷きつめたように花々が咲き誇っている。風に揺れる小さな花たち。ここは面積が約20ヘクタールと広大。「九州から秋田の花を求めてきました」とカタクリ群生地を歩いた夫婦は「憧れの風景でした」と現地に用意されたノートに満足そうに感想を書いていた。多くのカメラマンも立ち並び、カタクリの可憐な姿にシャッターを切っていた。
カタクリ会場に入るにはコースの整備や案内所の運営費として300円の管理協力金が必要。会場のあちこちに案内人が立っていて車での観光客を迎える。どちらも5月5日まで地元の人たちが現地で祭りを開いて歓迎している。一方の角館町の武家屋敷通りのしだれ桜は22日から23日ごろ、サクラのトンネルをなす桧木内川堤防のソメイヨシノは24日ごろから咲き出しそうと観光課。