大仙市の農業科学館
流木作家・佐藤さんが展示会(4月25日・水)
湯沢市川連町在住の流木作家・佐藤泰幸さん(34)の作品展「流木で作った花台展」が、大仙市内小友の県立農業科学館で開かれている。
佐藤さんは横手工業高校建築科を卒業後、家業の木工業を継いでいたが、海で見つけた流木を手に「これで何か作れないか」と思い立ち、流木作家として知られる京都の松本正春さん(遊牧民主宰)を師匠にしたいと05年に尋ね、修業を積んだ。そして昨年1月にドリフトウッド・ファクトリー「我流慕(がるぼ)」を開き、創作活動に入った。昨年12月には流木で作った恐竜「ティラノサウルス」が、第1回エコ・アート大賞で特別賞に入り、話題を呼んだ。
大仙市での初の展示会にはそのティラノサウルスを目玉に花台や看板、表札、壁飾り、カエルやブタ、犬などマスコットも含め70点ほど展示。中でも流木ティラノサウルスという恐竜は全長3.4メートル、高さ2.1メートル、重さ40キロもあり、迫力満点。軽トラック5台分の流木を拾い集め、構想から3カ月かけて完成させたという。
訪れる人たちは本物ソックリの恐竜の姿を恐る恐る見上げたり、花台やマスコットの小動物を観賞しながら、「流木も磨きをかけると芸術品に変わるんだ」と驚いたり、ほほえんだりしている。
佐藤さんは「海に流れ着く流木はやっかい者扱いされてきたが、ほんの少し手を加えるだけで素晴らしい作品に生まれ変わり、観る人にいやしを与えてくれます」と語る。主に仁賀保市の海岸に出かけ、浜辺を巡り歩いては様々な形のものを持ち帰り、工房で乾燥させ、たわしやエアブラシを使って砂を落とし、磨きをかけながら作品を仕上げていくという。
展示会は30日までで、手ごろな値段で販売もしている。5月1日から6日までは横手市の秋田ふるさと村で開く。ホームページは下記から。