アジア大会日本チーム、TDK野球部
貴重なユニフォーム寄贈され、野球展示室に展示(4月27日・金)
| 日本チームがアジア大会で着用したユニフォーム。 | 都市対抗野球で優勝したTDKのユニフォーム。 |
大仙市の嶽雄館に昨年12月、カタールで開かれた第15回アジア競技大会に参加して銀メダルに輝いた日本野球チームが着用したユニフォームと昨年9月の第77回都市対抗野球大会で優勝したTDK野球チーム(にかほ市)のユニフォームが寄贈された。嶽雄館では「貴重なコレクションになる」とユニフォームを野球展示室に展示している。
アジア大会用のユニフォームを寄贈したのは立教大学野球部監督で、同大会でヘッドコーチを務めた坂口雅久さん(55)。立教大学は毎年、太田町で夏季合宿をやっており、坂口さんもその展示室を訪れたことがある。
展示室にはプロ野球12球団のユニフォームや甲子園に出場した秋田高校や経法大附属高校、横手高校などのユニフォームをはじめ、能代市出身でプロ野球・阪急ブレーブスで投手として活躍した山田久志さんが受賞した「ゴールデングローブ」など貴重な資料が数多く展示されている。
坂口さんは太田町の住民を通して嶽雄館にユニフォームを寄贈した。坂口さんは立教大学卒業後、社会人野球の松下電器産業選手、コーチを経て04年1月に立教大学監督に就任。東京6大学野球時代には二塁手を努め、1972年の春・秋の2回、ベストナインに入っている。
アジア大会には選手22人、監督・コーチ4人、トレーナー2人、ドクター1人、マネージャー1人の計30人が派遣された。競技の結果、チャイニーズタイペイが金メダルに輝き、日本は銀メダル、韓国が銅メダルだった。
一方、TDKは昨年9月5日に東京ドームで行われた第77回都市対抗野球大会決勝で日産自動車(横須賀市)と対戦、4対3で競り勝ちし、初優勝した。そのTDKからはホーム用とビジター用のユニフォーム1着ずつと、選手全員のサインと「戦う集団 全員野球」と書かれた特製の記念ボールも贈られた。
神岡地域は秋田県少年野球発祥の地としての誇りと伝統があり、それを記念しようと嶽雄館2階には野球展示室、嶽の球史室、野球ミュージアムがある。その中には八郎潟町出身で、プロ野球近鉄、巨人、横浜でバッターとして活躍した石井浩郎(ひろお)選手が愛用したバットや中日の落合博満監督が潟西中時代の公式戦で、初ホームランを打った記念のバット、さらに県内出身で甲子園球場や都市対抗野球で審判として活躍した人たちのユニフォームなども展示され、見学していると時間を忘れさせる。