大曲地区メーデー

連合系約250人が参集

格差拡大ストップなどを採択(4月28日・土)

  連合系の「第78回大曲地区メーデー」が28日午前10時半から、大仙市大曲駅前の「ねむのき公園」で行われた。連合秋田大曲地域協議会の主催で、自治労、全郵政、JR連合、サービス・流通連合(全タカヤナギ労組)、秋教組など13産別から33単組約250人が参加して働くものの祭典を祝った。

  メーデーは1886年(明治19年)にアメリカの労働組合が5月1日に8時間労働を要求して起こったゼネストが始まりと言われている。日本のメーデーは1920年(大正9年)に始まったが、日中戦争勃発でメーデー開催は禁止となり、戦後の第1回メーデーは1946年(昭和21年)に始まった。戦前までに17回開催されていたことから今年で78回目を迎えた。これまでは5月1日の実施だったが、多くの労働者が参加しやすいようにと8年ほど前から連休入り初日に変わった。

  栗林次美大仙市長、社民党大曲仙北支部長の佐々木長秀県議、民主党県連の京野公子幹事長らを来賓に迎えたメーデーで、連合大曲地協の早川隆史議長(全タカヤナギ労組)は「格差社会が秋田にも及んでいる。連合大曲地協としても、働く仲間、その家族も7月の参院選に向けて行動し、格差社会問題をなくすよう取り組んでいかなければならない」などと決意を述べた。続いて栗林市長もメーデー開催を祝うと同時に「大仙市も合併して3年目。シッカリとした基礎づくりをしなければならないと頑張っているが、地方の小さなまちは税収が伸びないという根本的な構造の中で、市民の幸せ実現のための工夫と財源確保のために取り組まなければならない」と述べ、財政の厳しさから給与引き下げで一時対立した職員組合に対して「一方的な形にならないよう要望を聞きながら執行部、組合一体となって新しい地域づくりのため頑張りたい」と協力を求めた。

  この後、全タカヤナギ労組が賃金引き上げ交渉が成立したことを、県職員組合仙北支部は賃金カット問題をめぐっての労使交渉の経緯を報告し、「民間への負の連鎖となって影響を及ばさないよう皆さんの支援を願いたい」と訴えた。

  最後に「格差の拡大と、固定化をストップさせ、『仕事と生活の調和』ある社会を実現しよう」などのスローガンを採択して幕を閉じた。そして花火通り商店街から大町を経て浜町の労働福祉会館まで行進し、同会館で交流会を楽しんだ。