大曲ルーテル同胞教会で開催
使用済み切手、推定15万枚も寄せられる(8月1日・水)
国際協力切手まつり
in 大曲が28日と29日の2日間、大仙市の大曲ルーテル同胞教会で開催された。1964年に日本で初めて使用済み収集運動を始めた社団法人日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)が、同教会と共同で開催し、使用済み切手の有効性をアピールした。
両日とも約40人が参加、秋田県内在住のJOCS支援者がボランティアで駆けつけるなどして賑わった。参加者は、使用済み切手の仕分け作業や運動の歴史をたどる資料、アジア、アフリカでの医療協力活動風景を写した写真パネル展を見てまわった。
またカンボジアの手工芸品やJOCSオリジナルタオル、ハンカチと一筆箋(せん)の販売、そしてインド・バングラデシュの民族衣装を着ての記念撮影などを楽しんだ。「使用済み切手が国際協力に役立つまで」と題した1日数回のミニ講演では、使用済み切手を趣味で集めるコレクターの作品や収集基準なども紹介され、参加者から驚きの声が挙がった。使用済み切手を持ってきた人にインドの紅茶「チャイ」のサービスも行われ、参加者はスパイスの効いた甘いミルクティーを味わった。
29日は午前中に「特別講演会」が開催され、JOCSの大江浩総主事による講演の後、大仙市内の使用済み切手協力団体や小学校への感謝状贈呈式が行われた。 両日を通して集まった使用済み切手は約26.55キログラム。Eメールの普及などでJOCS本部に集まる使用済み切手量が減少している中、2日間で推定15万枚もの切手が集まったことにJOCS担当者は喜んだ。
JOCSに集まる使用済み切手の換金額は、年間2000万円近く。ネパール、バングラデシュなどへの医師、看護師、理学療法士の派遣や、現地の保健医療従事者の育成に役立てられている。
「はさみ1本、切手1枚から始まる国際協力に今後ともぜひ協力をいただきたい」とJOCS担当者は話す。