7基のみこし、水を浴びて元気に掛け声(8月4日・土)
美郷町六郷で4日、「清水まつり」が行われた。樽みこしが町内を練り歩くもので、幼児を乗せて先頭を行く「天水みこし」をはじめ、六郷小の児童、それに水環境学習が切っ掛けで相互訪問交流をしている茨城県つくば市の子どもたち、そして六郷中の男女、六郷高校の生徒の約400人が、それぞれの樽みこし7基を繰り出し、「ソーイヤ、ソーイヤ」と町内を練り歩いた。
「水かけみこし」とも呼ばれ、清水の町ならではの水の豊かさもあって、町民たちはみこしの列が来るのを待ってバケツにいっぱいの水を用意し、「ソレー」とばかりに水を浴びせていた。
もう20年も前から始まった夏の風物詩で、毎年8月の第1土曜日に行われている。午後1時半に琴平神社でお祓いを受けた後、みこしの行列は湧太郎目指して渡御を始めた。例年、晴天に恵まれるのだが、今年は台風5号の通過であいにくの雨模様。だが、「ソーイヤ、ソーイヤ」とはっぴ姿で掛け声も勇ましく練り歩く子どもたち、高校生たちは水を浴びるたびに「ワーッ」と歓声。夏ならではの熱気と鼓動を響かせた。
湧太郎では雨天のため予定していた六郷東根小の太鼓演奏も六郷高校の吹奏楽も屋内のホールで行われた。みこしの渡御の先頭に立った松田知己町長は「こうしたイベントや祭りを通して、美郷町の住み良さを実感できるよう頑張ります」とホールをいっぱいに埋めた町民にあいさつ。
湧太郎で一休みをしたみこしは六郷庁舎で仙南菖蒲太鼓の演奏や本館地元盆踊りの披露の歓迎を受けた後、夕方の4時ごろ、小正月の2月に竹打ち合戦が行われる諏訪神社に奉納した。
同町では明日夜7時半からは、諏訪神社裏を流れる「お伊勢堂川」でおよそ300年前から続いている笹竹や短冊に彩られた舟ッコを浮かべて引く「舟ッコ流し」も行う。