仙北市角館町の写真家・千葉さん

大曲の花火「月光煙火」を大仙市に寄贈(8月23日・木)

  仙北市角館町在住の写真家・千葉克介さん(62)=日本写真家協会会員=は23日、大仙市役所に「大曲の花火」の写真を寄贈した。「月光煙火」と題した幅148センチ、縦105センチの大きさの作品で、姫神橋下の右岸側から撮影したもので、川面に映える創造花火を見事に捉え、その画面左上には皓々と輝く月を配した。

  4年前に撮影したもので、「大曲の花火と言えば打ち上げ現場と向き合うように真っ正面からの撮影が多いが、それとは違ったアングルで花火が川面に写るようにしたかった」と千葉さん。大曲の花火の写真は30年前にも撮ったが、4年前から再び自分なりのイメージで写真を撮ってみたいと通っているという。その撮影のため世話になった礼を込めたいと今回の大仙市への作品寄贈となった。

  千葉さんは風景写真家として活躍。これまでに「みちのく四季彩」(ぎょうせい出版)や「十和田  奥入瀬  八甲田」(旅行読売出版社)、「紅葉を撮る  カメラワーク」(主婦と生活社)、そして7月には「北の彩り・秋田  Part3」を刊行するなど数多くの写真集を出している。

  写真は本庁の市民ロビー入口に飾られた。寄贈を受けた栗林次美市長は「秋田県を代表する写真家からの寄贈だけに大変、ありがたい。市役所ロビーは花火当日、県内外から駆けつける観光客の休憩場所にもなっており、たくさんの皆さんにこの素晴らしい『大曲の花火』の写真を観てもらえるようにしたい」と礼を述べていた。

  千葉さんは「これからも大曲の花火を自分らしいイメージで撮り続け、写真展もやりたいと思っている。中国からも秋田の自然をテーマにした写真展の話が来ているが、この大曲の花火もそれに加えるようにしたい」と抱負を述べた。