みずほの里ロード、開通
横手市から山沿いに仙北市へ、観光面でも期待(8月30日・木)
横手市の国道107号から美郷町仙南、六郷、千畑、そして大仙市太田町を経て仙北市角館町白岩の国道46号を結ぶ延長39.7キロの奥羽山麓大規模農道「みずほの里ロード」が完成、30日、横手市側の拠点である旭川地区で開通式が行われた。
開通式には鈴木陽悦、松浦大悟両参院議員、西村哲男副知事をはじめ、奥羽山麓大規模農道建設促進協議会の栗林次美大仙市長、五十嵐忠悦横手市長、石黒直治仙北市長、松田知己美郷町長ら約70人が参列。横手市の御嶽清流太鼓のメンバー8人が勇壮な太鼓演奏を披露した後、テープカット、くす玉開放、そして高さ約3メートルのモニュメントの除幕を行い、横手警察署のパトカーを先頭に約3キロの車両パレードで完成を祝った。
工事は輸送体系の合理化と物流範囲の拡大、そして農村の生活環境の改善などを目的に県の事業として1988年に着工。部分的に完成しては供用を開始し、横手市内のトンネルの安全施設と一部未舗装となっていた道路の舗装工事を残すだけとなっていた。これまでの総事業費は167億5750万円となっている。
道路は幅員7メートル、車道幅5.5メートルの2車線で、設計速度は40キロ。奥羽山脈に沿うように走り、緑豊かで風光明媚なカ所の多い道路はドライブを楽しませる。横手市からはさらに湯沢市駒形町までの延長14キロの雄平フルーツラインとも直結、リンゴ園の美しさも魅力だ。
仙北市の田沢湖、西木町のかたくり群生地、角館町の武家屋敷とサクラ、大仙市中仙のドンパン祭り、美郷町千畑のラベンダー園、六郷湧水群、そして横手市のかまくらなど多くの観光資源もあり、これらを山沿いに結ぶ大動脈として観光面での効果も期待されている。