救急車の出動は42件、38人が病院へ(8月31日・金)
大仙市の「第81回全国花火競技大会・大曲の花火」が行われた25日、急病やケガ、交通事故で花火会場内と会場外・周辺で、42件もの救急車が出動していたことが分かった。大曲仙北広域消防本部がまとめたもので、昨年の大会に比べると5件少なかった。
同本部では大会警備のため、署員の半数にあたる113人を現場周辺に詰めさせた。また、消防団にも協力を求め102人が観客の安全誘導など警備に当たった。
今年も雄物川右岸の堤防と姫神橋、それに大曲橋(通称・金谷橋)は救急車の通路として確保。そして現場に救急車3台と搬送車2台を配置し、万が一の際の出動に備えた。観衆は昨年を1万人上回る76万人(主催者発表)と過去最高を記録したが、大会が始まる前後から救急車の出動要請の119番通報が次々と寄せられた。
その結果、会場内でのめまいや発熱、腹痛、あるいは持病の発作など急病での出動が15件を記録、会場外・周辺からも18件あった。さらに会場内での転倒などでのケガが6件、会場外・周辺でも1件、交通事故による出動も会場外・周辺で2件あり、全部で42件の出動となった。しかし、実際に病院に運んだのは38人だった。
救急車を呼ぶほどの症状ではなく、現場の応急救護所で手当を受けたのは124人で、こちらも昨年に比べ5人少なかった。救護所は桟敷席中央の5番ゲートに設けられ、医師2人と看護師2人が待機。めまいや気分が悪くなったなどで診察を受けた。中には花火の火薬の燃えかすが目に入ったと手当を受けた人もいた。
広域消防本部では「暑かったので熱中症患者の発生を警戒し、氷などを大量に用意したが、お客さんも注意したのか熱中症や急性アルコール中毒は少なかった」と話す。