寺館、大沢郷、強首3保育園統合
木造の新園舎に「ありがとうございます」と園児たち(12月1日・土)
大仙市が西仙北地域の寺館保育園と大沢郷保育園、それに強首保育園を統合させ、大沢郷宿字山田地内に新しく建設していた「みつば保育園」が完成、1日竣工式が行われた。
園舎は西仙北西中学校の隣接地に約1万705平方メートルの敷地を確保して建設したもので、木造平屋建て約1064平方メートルの大きさ。総事業費3億5300万円で、06年11月から着工していた。
園内は玄関と隣接の職員室を中心に左側に3歳から5歳までの保育室、中央部にステージ付きの遊戯室と子育て支援室、調理室を設け、右側に一時保育室、2歳保育室、ほふく室、乳児室、沐浴室などを配置している。保育室はすべて南側向きで、テラス付き。3歳から5歳の保育室が並んだ廊下には〃隠れ家〃も設けるなど園児たちの遊び心を助ける工夫も。運動広場には遊具やプールも設けられた。
園舎は90人の定員で、生後57日目の0歳児から就学前の児童を保育すると同時に一時保育や延長保育など、特別保育事業や地域の子育て支援の拠点にしたいと市。統合によって園児の通園距離は最高で15キロにもなるが、3台の通園バスを用意し、園児たちを送迎する。
竣工式には御法川信英衆院、鈴木陽悦参院議員、小松隆明、原幸子両県議、そして市議や地域の小学校長、園児の家族ら約100人が出席。久米正雄副市長は「園舎は緑に包まれた自然豊かな環境の中にあり、木の温もりが温かい感情を与え、感性豊かな子どもに成長するための一助になるものと考えている」と式辞を述べた。
そして新園舎を三つの葉が仲良く寄り添うようにとの願いを込め名前を考案した保護者の阿部邦彦さん、星宮幸則さん、三浦聡美さんに表彰状を贈呈。さらに「おはなし」と題した自作の油絵を寄贈した同市刈和野の佐藤史子さん(現代美術家協会所属)と演台を寄贈した刈和野ライオンズクラブ(進藤隆会長)に感謝状を贈った。
完成を祝ってステージに登場した17人の園児はくす玉を割ると「新しい保育園、ありがとうございました」と一列に並んで嬉しそうに礼を述べた。