大仙市大曲図書館
保存期間終えた雑誌類、リサイクル始まる(12月4日・火)
ほしい雑誌類があったらどうぞ─。大仙市大曲図書館では「きょうの料理」「暮らしの手帖」「主婦の友」「山と渓谷」など保存期間の終えた月刊誌18種450冊を市民に還元するため4日から「市民サロン・展示室」に展示している。1人3冊までを限度に「自由に持って行ってほしい」と市民にリサイクルを呼びかけているもので、この日は開館と同時に多くの市民が訪れ、目ぼしいものを手にしては持ち帰っている。
図書館では「『きょうの健康』や『きょうの料理』、それに『壮快』など健康に関するものや『山と渓谷』など趣味の雑誌が人気のようです」と積まれた雑誌の山が少なくなっていくのに驚いている。
月刊誌などの雑誌類は「文藝春秋」など一部を除いて消耗品扱いで、これまでは3年以上の保存期間を過ぎると廃棄処分していた。しかし、「市民の税金で買い求めたものであり、廃棄する前にほしいという人があれば還元すべきだと判断した」と初の譲渡に踏み切った。
いずれも発売から3年以上過ぎた月刊誌だけに情報には古さはあるが、料理や健康、それに「アサヒカメラ」や「おしゃれ工房」など趣味の雑誌類は役立つ情報も豊富。中には大手の企業からPR用に同じ種類の冊子が寄贈されたものもある。訪れた市民は「もう一度、読み直したいと思っていた論文を掲載した雑誌もあり、助かった」と話した。展示は28日までで、残ったものは廃棄処分される。