理科研究、標語や作文コンテスト、そして算数五輪
優秀賞や最優秀賞、南楢岡小の佐藤君はNASAへ派遣(12月5日・水)
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県内の小・中学生、高校生による理科研究発表大会の「中学校の部」で優秀発表として県議会議長賞を受賞した大仙市の西仙北西中学校水辺生物調査班(21人)代表の佐藤元紀君と県人権啓発活動ネットワーク協議会主催の県小学生人権標語コンテストで最優秀賞に輝いた高梨小6年の佐々木麻里さん、作文コンテストでやはり最優秀賞を受賞した大曲中3年の竹谷季恵さん、それに算数オリンピックで決勝大会へ進出し、県の事業として「NASA(ジョンソン宇宙センター)」などを訪問する南楢岡小6年の佐藤千尋君、そして税に関する作文コンテストで仙台国税局長を受賞した大曲中1年の高山遥花さんの5人が5日朝、教育委員会を訪れ、三浦憲一教育長に喜びの報告をした。
西仙北西中の佐藤君は理科担当の物部長秀先生と訪れた。そして農業用水路などに棲息しているメダカや昆虫、それにブラックバスなどを調査した感想を述べたが、「水路のほとんどがコンクリートで固められ、在来種には棲息しにくい環境になっている。それに放流されたブラックバスによって生存権も脅かされている」と警鐘を鳴らした。
人権標語で最優秀賞となった佐々木さんの作品は「ありがとう その一言に ありがとう」だった。佐々木さんは担任の高階久実子先生と訪れ、「ありがとうという感謝の気持ちでお互いを思いやる事が、幸せに生活していくために大切な事だと考えました」と標語を書いた理由を報告していた。
人権作文コンテストで最優秀賞に輝いた大曲中の竹谷さんと税に関する作文コンテストで仙台国税局長を受賞した高山さんは、佐々木淳悦校長と訪れた。竹谷さんは「我が校が取り組んだ一大プロジェクト」と題した作文だった。「生徒会活動で取り組んでいる人権に対する活動を広く知ってもらいたいと思って書きました」と話した。高山さんは「まさか自分の書いた作文がこのような賞をいただけるとは思ってなかったので驚きました」と喜びを語った。
算数オリンピック決勝大会進出でNASAなどを訪問する佐藤君は須田綾子校長と共に訪れ、「NASAでは宇宙に飛んで行ったロケットを見たいし、宇宙飛行士から話を聞けるのも楽しみです」と話した。NASAなどへの派遣事業は、理数離れが進んでいるといわれる児童生徒を科学技術分野や宇宙開発の先進国であるアメリカへ派遣し、NASAやボストンのマサチューセッツ工科大学、ハーバード大学を訪問することで、将来の日本や秋田を背負う研究者の排出を目指そうとする本年度初めて実施する科学立県秋田を担う人材育成パイロット事業。
算数オリンピックや県発明展、日本学生科学賞など科学・理科系コンテストで優秀な成績を収めた児童・生徒の中から選考されるもので、来年1月6日から13日までの日程で、全県から13人が派遣される。
報告を受けた三浦教育長は「それぞれ分野が違う中で、本当に素晴らしい活躍をしてくれた」と5人を激賞した。