大仙市大曲中央保育園

クリスマスおたのしみ会

年長組が英語劇を元気に披露(12月22日・土)

  「クリスマスおたのしみ会」が開かれた大仙市の大曲中央保育園(伊藤トシ子園長)で22日、年長組(5歳児)19人による英語劇「3匹のやぎのがらがらどん」が披露された。劇は北欧に伝わる民話を元にした絵本を参考にしたもので、英会話を指導してきた英語塾講師の佐々木千秋さん(35)=同市掘見内=が劇に登場する鬼役となって、「私の質問に答えないとこの橋を渡らせない」と英語で話しかけ、園児たちと英語での劇を展開した。

  年長組への英語教室は県の「ハローキッズ事業─英語であそぼう」のモデル事業としての指定を受け、6月から12月までの半年間、月2回ずつ開いてきた。講師の佐々木さんは山形放送のレポーターとしてポーランドに5年間滞在、英語を身につけた。その語学を活かしたいと帰国後は自宅で「ECCジュニア英語教室」を開いている。

  園児たちは「英語であいさつしてみよう」「英語の絵本を読んでみよう」「外国のゲームに挑戦しよう」などのテーマを与えられ、遊びを通じて英語を学んだ。それを見守ってきた伊藤園長は「子どもたちは何の違和感もなく、体で英語を覚えていくみたいでした」と話す。

  そして迎えたクリスマスおたのしみ会。同園には3歳児から5歳児まで73人が通園している。おたのしみ会には園児たちのお父さん、お母さん、それに祖父母も詰めかけ、遊戯室は満杯に。遊戯や劇あそびなどを披露した後、再び年長組のばら組19人が頭にヤギの面をつけ、英語の歌に合わせて登場。絵本では山に行って草を食べ、太ろうとする「がらがらどん」という名前のヤギ3匹が、橋の下に住むトロルという鬼に脅されながらも智恵と勇気を振るって逃れるという物語。

  鬼役のコスチュームで登場した佐々木さんは園児たちに「これは私の橋。橋を渡るなら私の質問に答えなさい」と呼びかける。そして「ホワット、ユア、ネーム」と名前と年齢を問いかけ、「ミルク」や「イチゴ」「パトカー」などの絵を見せては「これは好きか、嫌いか」と質問。園児たちは「イエス、アイドウ」「ノー、アイドント」と答えると会場から大きな拍手が沸き、盛り上がった。佐々木さんは「英語で話すには勇気がいるし、今日はこの半年間の学習の集大成のつもりだったが、園児たちはしっかりと私の質問に答えてくれました」と感想を述べた。