子どもたちを犯罪から守ろう

農業共済組合、管工事組合

大仙市と大仙警察署と防犯パトロール協定(2月1日・木)

  子どもたちを犯罪の魔の手から守ろうと大仙市に事務所を置く「仙北農業共済組合(佐々木順吉組合長)」と「大仙市管工事組合(伊藤功会長)」が、大仙市と大仙警察署と防犯パトロール協力に関する協定を結ぶことになり、その協定書への調印式が31日、市役所で行われた。共済組合は31台、管工事組合は75台の車両を持っており、その車のドアに「子ども安全パトロール実施中」のマグネット式ステッカーを貼って、防犯活動に向けた協力を締結したもの。同市では既に秋田おばこ農協、大曲郵便局、県ハイヤー協会大曲仙北支部ともパトロール協力協定を結んでおり、市の公用車と郵便局のバイクを含めると480台が「安全パトロール」のステッカーを貼って巡回することになる。

  協定書の調印式には共済組合の田村一郎副組合長と管工事組合の伊藤会長、それに栗林次美市長、佐藤憬署長、立会い者として渡部英治防犯協会長らが出席、協定書に署名、押印し、3者がガッチリと握手を交わして協力を約束した。

  栗林市長は「一昨年秋以降から全国各地で小学生を標的にした事件が相次ぎ、市では1年前の1月31日から公用車100台にパトロール実施中のステッカーを貼って、職員によるパトロールを実施している。藤里町事件を受けて昨年5月からは市職員と教職員による小学生の登下校時のパトロールを実施、さらに昨年10月に市内で発生した保育園児の痛ましい事件以後は、青色回転灯を装備した公用車でのパトロールを強化している。犯罪を未然に防ぐには行政や警察など関係機関の努力はもちろんだが、自主防犯意識を持つことも大事であり、監視の目が多ければ多いほど効果がある」と両組合からの防犯パトロール実施協力の申し出に感謝した。

  続いて佐藤署長も「協定が滞りなく締結したことに感謝したい。これで子どもたちの安全・安心は確実に高まるものと確信している」と礼を述べた。そして協定を結んだ田村組合長、伊藤会長も「日常的に街頭に出る機会も多いだけに、常に監視の目を光らせ、事件・事故防止に向けて頑張りたい」と約束した。

  ステッカーを貼り付けた車はこれから仕事なので走る際、見知らぬ子どもたちに声をかけるなどして連れ去ろうとする不審な人物や車を目にした場合、その特徴や車のナンバーなどを控えると同時に万一の際は子どもの保護も念頭に入れてパトロールする。また、空き家や空き店舗、公園、さらに用水路、湖沼など危険カ所にも目配りしてもらいたいと市では要望している。