樽川元県議
支持者約300人を迎え事務所開き(2月5日・月)
今春の県議選(3月30日告示・4月8日投開票)大仙市・仙北郡選挙区(定数5)に向けて出馬表明している元県議・樽川隆氏(65)の後援会事務所開きが4日、美郷町千畑地域の「美郷町ふれあいセンター」で開かれた。
午前10時からの事務所開きには栗林次美大仙市長、松田知己美郷町長、連合秋田大曲地域協議会の早川隆史議長らを来賓に約300人の支持者が詰めかけた。1999年4月の県議選で初当選したものの前回は次点に泣いた樽川氏は捲土重来を目指し、昨年8月末に記者会見し、無所属からの出馬を正式表明している。
美郷町からは共産党の町議・泉美和子氏(52)も出馬表明しているが、次々と入ってくる支持者らを迎える樽川氏は何とか美郷町代表として県会を目指したいと決意を述べ、「やあ、どうもどうも。わざわざ来てけで」と頭を下げ、来訪者をねぎらった。
神事で必勝を祈願した後、美郷町副議長で、樽川氏の後援会長を引き受けた高橋猛氏は「区割変更後の県議選は定数5に対して9人が出馬するという大激戦区となった。だが、この美郷町から何としても樽川さんの議席を確保しなければならない。樽川さんは早くから農業法人を立ち上げるなど先見の明もあり、昨年暮れには県の農業大賞も受けた。合併しても国からの補助金は削減され、大仙市、美郷町の財政は厳しい。そのためにも政治力のある県議は欠かせない」と支持を訴えた。
そして松田町長も「町を代表する立場上、県議選では樽川さんしか応援しないとは言えないが、樽川さんを第一に応援するとは言います」と県道角館・六郷線の改良などの実績を挙げ、「樽川さんには行動力がある」と持ち上げた。そして栗林市長も「樽川さんとは旧千畑町議時代からの付き合いで、ほ場整備でもこれからは環境の時代だとして生態を生かした取り組みをするなど画期的な事業を手がけた」と訴え、「私も頑張るつもりだ」と応援した。
最後にマイクを握った樽川氏は「たくさんの皆さんを迎え、事務所開きをすることができた」と礼を述べ、「これからは行政主導でなく、住民が主人公となって行政を運営しないと立ち行かなくなる。住民自ら市長、町長と一緒になってまちづくりをやり、それを行政が手伝う時代だ。そのためにも自分の足で大仙市、美郷町を歩き、住民の声を聞き、何を優先すべきかを考え、この地域発展のため全力を尽くしたい」と訴えた。そして自分が代表を努めている農事組合法人千畑ニューファームにも触れ「この春から秋にかけての農政の大変革で混乱すると思う。そのためにも自分の知識を生かし、農業を通じて大きな事業をやれるまちづくりに努めたい」と支持を求めた。
県議選には共産党新人の泉氏のほか、自民党の大野忠右エ門氏(68)、社民党の佐々木長秀氏(58)、無所属の渡部英治氏(57)現職3人、さらに自民党公認で前大仙市議の石塚柏氏(59)、元西仙北町長の小松隆明氏(59)、元太田町長の高貝久遠氏(59)の3新人が出馬する。また旧仙北郡選挙区選出の自民党・原盛一県議(故人)の長女・後藤幸子氏(36)が自民党推薦の新人候補として出馬する。