大仙市の小正月行事

10日夜、刈和野の大綱引き

川を渡るぼんでんなど17日まで各地で(2月8日・木)

  大仙市の小正月行事が10日から各地で始まる。10日午後9時からは国指定重要無形民俗文化財の指定を受けている「刈和野の大綱引き」が、刈和野大町通りで勇壮に行われる。上町が勝つと米の値段が上がり、下町が勝つと豊作になると言われ、江戸時代から続いている伝統行事。午後7時ごろから押し合いや綱だしを始め、同8時ごろから約64メートル(42尋)の雄綱と約50メートル(33尋)雌綱の綱合わせをして引き合いを開始する。2本の綱を合わせた重さは約10トンにもなる。「ジョヤサーノ」掛け声に合わせ、町を二分して行われる力比べは綱が大地を打ち、迫力いっぱいだ。問い合わせは西仙北総合支所(0187・75・1111)。

  11日は大曲地域の花館で「川を渡るぼんでん」がある。午前7時ごろからぼんでんが繰り出され、花館地区を練り歩いた後、同9時ごろから雄物川の「渡し船」に乗って川を渡り、伊豆山神社に奉納する。雪の西山を背景に極色彩のぼんでんが川を渡る風景は絵のようだと人気があり、全国各地から多くのカメラマンが詰めかける。問い合わせは花館公民館(0187・62・3012)。

  15日には大曲諏訪神社での鳥子舞いと大曲の綱引きが行われる。鳥子舞いは鳥の面を被った神官が神社の特設舞台で踊って商売繁盛や五穀豊穣を祈願するもので午後2時から始まる。舞いが終わってから神官が投じるご神木の激しい奪い合いも行われる。綱引きは午後9時半ごろから上大町交差点で上丁、下丁に分かれて行われる。問い合わせは商工観光課(0187・63・1111)。

  17日は払田柵の冬まつりで、午前9時から仙北地域払田柵南門周辺で雪とふれあう子どもスキー大会や尻を使って滑る「けっちすべり体験」、「雪上グラウンド・ゴルフ」や鍋まつり、餅つき大会などが行われる。午後4時ごろにはミニカマクラに灯火を灯す「蝦夷ほたる」の幻想的な光景が楽しめる。問い合わせは仙北総合支所(0187・63・3003)。

  太田地域の奥羽山荘西側広場では同日午後1時から「太田の火まつり」を開催する。雪中田植え、天筆焼き、紙風船上げ、餅つき、東今泉八幡太鼓の披露、それに冬花火など夜まで多彩な催物が楽しめる。問い合わせは太田町観光協会(0187・88・1633)へ。