国道13号玉川橋上部工工事
競争入札資格無かったと落札決定を取り消し(2月9日・金)
国交省湯沢河川国道事務所は9日、大仙市大曲の国道13号に架かる「玉川橋」上部工工事を落札した新潟県の藤木鉄工株式会社の落札決定を取り消したと発表した。
同事務所では工事の品質低下防止の観点から低入札工事の履行期間においては、品質低下を招かないよう工事に専念させるため、「競争参加資格要件」を付して昨年11月29日に公告し、今年1月17日に入札を執行した。その結果、藤木鉄工が9350万円(税抜き価格)で落札した。
しかし、同社は既に岩手河川国道事務所発注の新稲荷橋上部工工事を低入札で受注(昨年10月3日に契約)しており、しかも過去3ケ年度における東北地方整備局の実績がないことから玉川橋上部工工事においては、競争参加資格要件を満たさない状態であった。それを発注者の事務手続き上の錯誤から競争参加資格通知をした。結局、発注者にミスはあったものの、藤木鉄工株式会社の入札は競争に参加する資格を有しない者が行った入札であるとして、落札決定を取り消した。
同事務所では今後の対応として競争入札参加資格の有無についての確認は、従来から厳格な審査を行ってきたが、今後はこのような錯誤が生じないよう資格審査手続きを徹底したいと述べる。さらに取り止めた工事については工事内容を精査のうえ、再発注する予定という。