大仙市青少年冬の集い

高校生が企画、運営

部活の紹介やミニフォーラムも(2月12日・月)

  「大仙市青少年冬の集い─冬の学祭」が10日、同市の広域交流センターで開かれた。青少年が集い、お年寄りなど様々な人たちとの交流を通じて健全育成につなげようと青少年育成大仙市民会議が「青少年育成国民会議」から実践地区の指定を受けて主催し、市内の高校生が実行委員会をつくって企画、運営した。高校生6人による「ミニフォーラム」では、今回の企画を後援した「ゆうスペース花火庵」への親しみを込めて「ゆうスペースのようないろんな年代の人たちが集まって交流できる場がもっとあってほしい」との声もあって、参加した市民たちを和ませた。

  集いには市内の高校生や小・中学生、教職員、一般市民ら約200人が参加。始めに大曲工高、大曲農高、大曲高、西仙北高、大曲農高太田分校、秋田修英高の6校が順番にステージに登場して、部活動の成果を発表した。大曲工はロボット相撲全国大会で7位入賞を果たしたロボットを使って実演。直径1540センチの土俵の上で押し合い、相手を土俵外へと突き落とす力相撲は迫力にあふれ、会場を沸かせた。

  大曲農高の農業クラブは2年間にわたって取り組んだ「就農者増加を目指した地域ネットワークの構築」と題したプロジェクトを発表。「農業の将来への不安をなくそうと若い農業後継者から話を聞いたり、消費者との交流に生徒への参加を呼びかけ、農業への関心を持たせるようにした」と報告。そして「将来の日本農業を支えるリーダーとなって、若い人たちに希望を与える農業をやりたい」と締めくくると会場から拍手が沸いた。

  大曲高は放送部員が学校での応援歌の練習や学校祭、剣道や卓球部の活動、そして春から秋にかけて県内各地の観光地などで販売している「ババヘラアイス」の取材を映像で紹介し、「ババヘラアイスを売っている人たちは人との交流を大事にしている」と報告していた。また、全国高校女子駅伝に参加した生徒は「残念な結果となったが、全国大会で走れたことは大きな勉強であり、これからの大会に向けて貴重な経験となった。これも地元の皆さんの応援のおかげです」と礼を述べた。

  西仙北高はデンマーク・コペンハーゲンでの高齢者施設や知的障害者施設での研修活動を映像を通じて紹介、「女性が社会へ出て働く率は72%ととても高いのに驚いた」と報告していた。大農太田分校は13人の生徒がステージで、民謡手踊りなど芸能発表、続いて秋田修英高の福祉活動部も得意のマジックショーを披露、会場を沸かせた。

  最後に「ゆうスペース花火庵」の青少年育成アドバイザーとの「ミスター、ミスとのミニフォーラム」が開かれた。登場した6人の生徒たちは「卒業したら県内で国を守るために働きたい」と大きな夢を語ったり、「学生のうちに測量士の資格を取れるよう頑張りたい」と希望を述べた。そして「大仙市の市長になったら」との問いかけには「農業に力を入れたい」「高齢化が進んでおり、少子化対策と福祉に力を入れたい」「国際交流に力を入れて活気づけたい」などの答えが返った。そして「ゆうスペースのようないろんな年代の人たちと交流ができる場がもっとあってほしい」との答えもあって、聞いていた市民たちを喜ばせた。

  会場には青少年からメールで募集した「ハートメッセージ」も展示されていたが、「ありがとう」と題して「今まで育ててくれた親に感謝しています。一時期は迷惑をかけたけど、ずっと見守ってくれました。本当にありがとう」と両親への感謝の言葉。「振り向いて」と題して「君はいつもポーかフェイス。たまにはまじめに私をみてよ!。こんなに好きだって言ってるのに」と訴える愛のメッセージもあった。