27日招集、3月19日まで
07年度予算など101議案上程(2月21日・水)
大仙市の07年度一般会計当初予算案などを審議する2月定例議会は27日、招集される。告示を受けた議会運営委員会は20日、委員会を開き、議会の日程を3月19日までの21日間とし、28日から3月6日までは議案など調査のため休会とし、7日に本会議を再開して一般質問を行う。翌8日も一般質問の後、上程された議案、請願、陳情を委員会に付託、委員会審査を受けて19日の本会議で閉会する。
上程される議案は07年度一般会計予算など予算案43件、条例案33件、議決案25件の合わせて101件の予定。このうち議員提案の議会委員会条例の一部改正と議会会議規則の一部改正は当日審議し、可決・議決を求める。陳情・請願は合わせて8件。
上程される条例案は西仙北土川小杉山無線局設置に伴う移動通信用鉄塔設置条例の一部改正や長寿祝金給付条例の一部改正、奨学資金貸与条例の一部改正、学校給食センター設置及び管理条例の一部改正、市立図書館設置条例の一部改正、角間川温泉条例の廃止、それに地方自治法の一部改正に伴い「助役」を「副市長」に改めるための条例の制定など。
小杉山無線局は高さ40メートルの移動通信用鉄塔を建設するもので、総事業費は約1億120万円。国が約5000万円、県が約1000万円、市が約4000万円を負担する。利用事業者はNTTドコモ東北、au東北支社の2社。エリア世帯数は168。
長寿祝金はこれまで77歳、80歳、88歳、99歳及び101歳以上に支給していたのを見直し、88歳とするもので祝金も現行3万円から2万円へと引き下げる。100歳への祝金50万円は変わらない。奨学資金貸与は高校、高等専修学校、高等専門学校への奨学金を月額5000円引き上げ、2万円とするもの。一方で、特別奨学金の一時金10万円は5万円に引き下げる。
学校給食センターの設置及び管理条例の一部改正は内小友字山根地内の工場団地内に建設していた学校給食センターの完成に伴い、大曲学校給食センターと南外学校給食センターを廃止し、新たに「大仙市学校給食総合センター」とするもの。市立図書館の設置条例の一部改正は、これまで7図書館に設置されていた「図書館協議会」を全市的な視野に立って協議する必要があるとして一本化し、大曲図書館を基幹図書館に各図書館の運営などを調整することにするもの。
角間川温泉条例の廃止は、旅館「角水」に月額4万2000円で温泉を供給するなど一定の条件で、温泉を横手市黒川の株式会社伊藤組造園に約258万円で売却することに伴うもの。
また、市営南外スキー場も利用者の著しい減少や施設の老朽化に伴い、今議会に同スキー場設置条例の廃止を上程する。同スキー場は1979年に開業、約5ヘクタールの面積があり、ロープトウ2基、ゲレンデ整備車1台、夜間照明施設もあって無料開放していたが、利用者は03年1039人、04年1212人、05年は837人と減少していた。
新しい条例としては大仙市功労者の待遇に関する条例及び大曲交流センター条例、農業後継者育成修学資金貸与条例の制定などが上程される。
功労者の待遇に関する条例は市の公益及び振興発展に尽力し、その功労が著しいと認められた市民を表彰するもので、市長が定める全市的な行事で表彰式を行う。大曲交流センターは県の施設であった「大曲仙北広域交流センター」が市に無償譲渡されたことに伴い制定するもの。研修室などの使用料は変わらない。
農業後継者育成修学資金貸与条例は、大学などで農学を専攻し、将来、市内に住所を有し、農業を専業とすることが確実と見込まれる人に大学などを卒業するまで月額4万円を無利子で貸与し、卒業後7年間、農業を専業とした場合は修学資金の返還を免除する。
上程される07年度一般会計当初予算は427億8870万円。また、06年度一般会計補正予算として4億8055万8000円が計上される。補正後の06年度一般会計予算総額は474億3503万円となる。補正による主な事業は財政調整基金への積立6億5027万円、生活バス路線運行維持対策費8983万円、戸籍電算システム整備費8655万円などのほか、見込額よりも少なかったことに伴う減額補正が多数を占めた。