大仙市南外の佐藤兵司さん
栗林市長らが祝いに駆けつける(1月5日・金)
大仙市南外字大向124番地2の佐藤兵司(ひょうじ)さんは5日、満100歳の誕生日を迎え、祝いに駆けつけた栗林次美市長から「寿金」50万円が贈られた。また、県からも知事代理として県仙北地域振興局福祉環境部の落合正晴次長が訪れ、家族への賞詞と本人への記念品を贈呈した。
佐藤さんは明治40年1月5日生れ。現在は南外総合支所に勤務している孫の正悦さん(49)夫妻とひ孫ら5人家族と暮らしている。耳が遠いだけで、体は至って健康。着替えなど身の回りは自分でやり、テレビを見たり、ラジオを聴いて毎日を過ごし、天気の良い日は外に出て散歩も楽しむほど。
48歳ごろまでは土木作業員として北海道から関東方面まで働きに行ったが、作業事故で右手をケガしてからは自宅で静養し、主に農作業に従事してきた。連れ合いの妻は29年前に亡くなったが、男性3人、女性4人の子どもに恵まれた。
栗林市長が「テレビで相撲を楽しんでますか」と尋ねると、「年を取ったら細かい文字が見えなくて困った」と答えるなど笑わせた。そして50万円の祝金を手渡し「これはおじいさんへのお小遣いだからお孫さんも含め、好きなように使って下さい」と声を掛けると「ありがとう」とシッカリとした声で礼を述べた。
孫の正悦さんは「明るくて細かいことを気にしないおおらかな人柄だ」と兵司さんをたたえた。食べ物に好き嫌いはなく、肉料理は特に好きだという。若いころはお酒も楽しんだが、60歳ごろから酒も止め、タバコも55歳ごろから吸わなくなった。市長らが祝いに来ると知った兵司さんは紺色の和服姿に着替え、シッカリとした足どりで客間に入って迎えた。そして外では正悦さんの友人の花火師が花火2発を祝砲として打ち上げた。
大仙市福祉事務所によると5日現在での100歳以上の高齢者は男性6人、女性13人の計19人で、最高齢者は仙北地域の樫尾チタさんの105歳という。