石塚市議、事務所開き
支持者ら約150人、神事で必勝を祈願(1月14日・日)
今春4月の県議選大仙市・仙北郡選挙区(定数5)に自民党公認で出馬を目指している同市議・石塚柏氏(59)の後援会事務所開きが14日、行われた。事務所は同市花館中町に設けられ、支持者ら約150人が詰めかけ、神事で必勝を祈願した。
石塚氏は前県議会議長の辻久男氏(68)=旧大曲市選挙区選出=が昨年7月に、今期限りでの退任を表明したことから、その後継として自民党大曲支部(支部長・辻県議)の推薦を受けて、10月に立候補を表明。11月15日には自民党の公認を得た。
事務所開きには来賓として辻県議、そして市議会からは同会派の橋本五郎議長、佐藤孝次副議長ら9人の市議が出席した。自民党秋田3区支部長の御法川信英代議士は、仙北市神代での集会があるとして神事の前に顔を出し、秘書が代理出席した。また、金田勝年参院議員も秘書が出席した。
神事の後、辻県議は「石塚さんは出馬を決意してからこれまで、コツコツと後援会活動をしてきた。そして今日の事務所開きで、これまでの活動が新しい風となり、流れとなってこの選挙区内の隅々まで石塚さんの顔と熱い思いが浸透し、皆さまの支持を得られるものと期待している。これからの県政は地方分権の流れがますます加速する。独自性と自らの力で事業を展開していかなければならない。それには大きな責任も伴う。そのためにも若い、実行力があり、新しい感覚を持った石塚さんに頑張ってもらいたい。私も全力を尽くしてこの選挙戦に立ち向かう」と支持を求めた。
続いて橋本議長は「石塚さんとは1年と3カ月間、議員活動を共にしてきた。石塚さんは我々とは違った視点を持っている。今度の選挙戦は石塚さんの政治生命を懸けたものだけに出馬に向けては大変悩んだようだ。どうか支持者の皆さんが手となり、足となって行動を共にし、勝ち抜いてもらいたい」と激励した。
最後にマイクの前に立った石塚氏は「8年前に初めて選挙に出た。それ以来、変わらぬ支援を得て、この度の県議選に立たせてもらうことになった。事務所前に『雇用を創る』という幟を立てた。福祉も、建設も大事だが、将来このまちに住み、税金を収めてくれる若い人がドンドン少なくなってきていることに危機感を覚えている。何とか若い人たちが残れる産業を育てたい、産業興しをやっていきたいというのが私の願いだ。これまでの民間での経験を生かしながら、秋田県の産業を興し、若い人たちがこの秋田県に残っていけるよう頑張りたい。今度の選挙戦は私の8年間の政治生命を懸けた総決算だ」と決意を述べた。
辻県議の引退表明後、自民党大曲支部では一時、別の市議の擁立を固めたが、打診を受けた本人が最終的に固辞。石塚氏は「大曲から今度の県議選に誰かが立たないと4年後にはもっと大曲地区からの出馬は困難になる。旧大曲市選挙区を空白にしておくわけにはいかなかった」と10月の出馬に向けた記者会見で、心境を吐露していた。そしてこの日は 「あいさつ回りを中心に活動している。選挙戦はやはり地元の旧大曲市を中心に力を入れ、浸透を図りたい」と淡々とした表情で語った。
大仙市・仙北郡選挙区に向けては先月26日、美郷町の泉美和子町議(52)=六郷字馬場=も共産党からの出馬を表明。これで同選挙区には現職では自民党の大野忠右エ門氏(68)=長野字二日町=、社民党の佐々木長秀氏(58)=木原田=、それに無所属の渡部英治氏(57)=大曲田町=の3人の立候補は確実。そして自民党公認の新人として石塚氏のほか、元西仙北町長の小松隆明氏(59)=刈和野字愛宕下=、元太田町長の高貝久遠氏(59)=太田町太田字築地古館=が出馬表明している。また、旧仙北郡選挙区選出の自民党・原盛一県議(故人)の長女として後藤幸子氏(36)=刈和野字上ノ台=が自民党推薦候補として出馬を表明している。さらに元職の樽川隆氏(65)=美郷町土崎=が無所属からの復帰を目指して出馬表明しており、来春の大仙市・仙北郡選挙区は定数5を巡って現職3、元1、新人5の合わせて9人が出馬する混戦模様を深めている。