ハローワーク大曲
県内就職内定率、約86%(1月19日・金)
今春3月卒業予定の高校生のうち、就職を希望している生徒たちの県内企業への内定率が昨年同期に比べやや上向き傾向にあることがハローワーク大曲の調査で分かった。県内の景気は回復気味とは言えないが、ここ10数年、パートを含め非正規雇用に頼っていたため、正社員の年齢構造に歪みも生じ、それが若手の補充に踏み切ったのではないかとハローワークでは分析する。
ハローワーク大曲は大仙市・美郷町、仙北市を管内とし、高校は分校、定時制、養護学校も含め11校ある。今年3月までの卒業予定者は1304人で、そのうち362人が就職を希望している。内訳は県内261人、県外101人。
12月末現在までに就職が内定したのは県内224人、県外97人だった。残りは41人となっている。内定率は県内85.8%、県外は96%で、県内の内定率は昨年同期に比べ5.6ポイント上回った。県外はほぼ同じだった。
求人数は県内は98社346人で、就職希望1人に対して1.3社(昨年同期1.01社)だった。生徒たちにとって実質的に企業を選べる余地はないものの、求人の出足は昨年に比べ早かったこという。「1社平均で3.5人の採用希望があった。先生たちの努力もあったが、企業側にも若い人を少しでも地元に残したい」とする現れではないかとハローワーク大曲では話す。県外からは349人の求人があり、こちらは1人に対して3社分の申し込みがあったことになる。
県内企業のうち求人が最も多かったのは製造業で176人、次いで警備・娯楽・ビルメンテナンスなどサービス業63人、飲食・宿泊41人、卸・小売、建設業がそれぞれ21人だった。
ハローワークではまだ就職先が決まってない生徒は41人だが、3月をめどに何とか働ける場を見つけられるよう雇用開拓に力を入れたいと話す。ただ、高卒の場合、就職先への定着率が悪く、3年で止める例が多いこともあって、ハローワークでは「合わない仕事を無理に我慢しろとは言えないが、せっかく就職しただけにもう少し頑張ってもらいたいと言う気持ちはある」と話す。