大仙市清水
コンクリートの土台とアスファルトの隙間から顔を出す(1月30日・火)
アスファルトの路面を突き破って生えた「ど根性大根」が以前、兵庫県相生市で話題になったことがあるが、大仙市清水では作業小屋のコンクリート製土台とアスファルトの隙間から伸びてきた杉の木の〃頑張り〃が話題になっている。
清水字下黒土の市議・藤田君雄さん(64)宅だ。5年ほど前から杉の苗が顔を出したと思ったら、次第に成長し、今では30センチほどに伸びた。根元の太さは1センチほどと弱々しいが、コンクリートの土台とアスファルトの隙間を突き破って成長した生命力の強さに藤田さんも「こいつもど根性杉だ。今年は『秋田わか杉国体』もある。土台が持ち上げられたら困るが、当面は大事に見守りたい」と話す。
杉は冬を迎え、葉っぱは赤茶けているが春になると青々としてくるという。藤田さんの敷地内には杉の木はあるものの「なぜ、こんな所から顔を出したのかは分からない」と不思議がる。もしも土台が持ち上げられたらと尋ねたら、「大きくなったらアスファルトを掘り起こし、どこか安住できる場へ移すことも考えたい」と藤田さんはど根性杉を思いやる。見た目はまだ弱々しいが、わか杉の健やかな成長を祈りたい。