あいさつテーマに意見交換
ポスター第2弾は「あかるく」で一致(7月5日・木)
大仙市教育委員会では「こころふれあう
さわやか大仙事業」の第一弾として4月から「あいさつの花を咲かそう」運動を市内の小・中学校43校を中心にスタートさせてきたが、その事業をもっと効果的なものにしたいと4日、神岡総合支所大会議室で「第1回大仙市中学生サミット」を開催した。
「おはよう!プロジェクト」(略称・おはプロ)としての取り組みで、「あいさつ」こそ、人が暮らしていく上で大切な生活習慣だとして小・中学生だけでなく、幼・保育園から高校生、大人まで巻き込んだ「心ふれ合う」事業としてとスタートさせた。PR用のポスターも500枚印刷して、市内の小・中学校や幼・保育園、高校、公共施設や事業所にも配付していた。
そして「あいさつの花を咲かそう」に続く7、8月分の共通実践テーマは子どもたちの話し合いで設定したいとサミットを企画した。
会場となった大会議室は合併前の神岡町時代、議場として使われた場所。当時の議員席がそのまま残っていることから、中学生サミットの場としてもふさわしいと選んだ。
サミットには市内12中学校の生徒会長が出席。教育委員会に在職している小・中学校教師2人が助言者になってサミットは進められた。各校の生徒会長は自己紹介で「とても緊張しているが、有意義な会議にしたい」「たくさんのことを学んで、自分の学校の活性化に役立てたい」などとあいさつを交わした。
そして大曲、大曲南、仙北の生徒会長が司会役となってサミットは進められた。最初に「おはプロ」への取り組みやその成果の報告があった。あいさつ運動は12校とも全校挙げて積極的に取り組んだが、その結果「明るいあいさつができるようになった」「学校全体の雰囲気が明るくなった」などの成果が見られたが、「大きな声でのあいさつができない」「校外に出るとあいさつができない人もいる」などの報告もあった。
そして「声が小さい」「校外であいさつができない」などを反省点に、見知らぬ人には声も掛けにくいので、出来ることから取り組もうと7、8月のポスターで訴える共通実践テーマは「あっ!いつもの人だ!さぁ!つたえよう」を目標にしたいと提案された。
意見を求めると「知らない人に勢い良くあいさつすることは自分の自信にもつながる」と「『あっ!いつもの人だ!』を『明るく 勢い良く』にすべきだ」「照れ臭い気持ちを持っていては活発になれないので『いつもの人だ』より『勢い良く』がいい」「明るくよりも、ポスターとしてのインパクトを高めるには『あっ』がいいのではないか」など活発な意見が出た。挙手を求めた結果、「あっ」ではなく「あかるく」を採用することで決まり7、8月のポスターで呼びかける共通テーマは「あかるく いつもの人に さぁ!つたえよう」で決まった。
さらにその共通テーマを効果的に実行するため、各学校で何をすべきかも話し合った。生徒たちからは「朝の時間を使って全校で発声練習をする」「チラシを全戸配布して、学校でやろうとしていることを知ってもらう」「地域の行事に参加し、交流を深める」「男女のあいさつを良くする」などのアイデアが出された。
これに対して大曲中の生徒会長からは「生徒が800人もいて一斉の発声練習やチラシを全戸配付するのは無理」と反対意見が出た。先生からも「12校が足並みを揃えてやれるものを選ぶべきでないか」との助言もあり「男女でのあいさつを良くする」「発声練習は各学年ごとにやろう」でまとまった。初めてのサミットは午後5時までの1時間半の予定だったが、時間をオーバーするほどの活発な意見交換で傍聴していた引率の先生たちも「有意義な会議だった」と感心していた。