安全・安心な地域を目指して

大曲仙北建設技能組合連合会

大仙市・大仙警察署と防犯パトロール協定結ぶ(7月9日・月)

 大仙市と大仙警察署では犯罪のない安全・安心な地域づくりを進めようと「大曲仙北建設技能組合連合会」と「防犯パトロールの協力に関する協定」を結ぶことになり9日午前11時から、市役所庁舎で調印式を行った。

  調印式は同市防犯協会の渡部英治会長、防犯指導隊の高橋俊治隊長を立会人に栗林次美市長、山本茂警察署長、建設技能組合連合会の村上保会長、奥山幸一会長代理らが出席、協定書にサイン、調印した。連合会の会員452人は今後、車で仕事の現場などに向かう際は事務局が自前で作った「防犯パトロール実施中」のステッカーを貼付し、不審な人物や車、そして空き家や空き店舗、公園など犯罪の起こりやすい場所や用水路、湖沼など危険カ所にも目配りし、子どもの安全・安心を含めた防犯活動に努めることになる。

  調印式の後、栗林市長は「犯罪を未然に防止するには行政や警察関係の努力はもちろんだが、監視の目が多ければ多いほど効果があり、市民との接触が多い連合会の協力に深く感謝申したい」と礼を述べた。続いて山本署長も「犯罪の予防は地域住民の目と声掛けが大きな効果を発揮することは明らかであり、皆さんの協力は心強い。警察としても皆さんの活動への協力を惜しまない」とあいさつ。

  最後に村上会長は「連合会を結成して今年で47年目となったが、子どもたちの安全・安心はのっぴきならない状態。会員で話し合い、地域とのつながりを深め、恩返しも含めて犯罪防止の輪を広げようとなった」と決意を述べた。

  同市では全国各地で小学生を巻き込んだ痛ましい事件が相次いだことから、昨年1月31日から公用車100台に「子ども安全パトロール実施中」のステッカーを貼付して、市職員による安全パトロールを開始。そうした中、昨年10月には保育園児が母親に殺害されるという悲惨な事件も発生し、大きな衝撃が走った。このため青色回転灯を装備した公用車によるパトロールを強化、さらにはPTAをはじめとする地域の老人クラブや防犯関係団体などによる「見守り隊」が全ての小学校に結成され、小学生はもとより保育園児や中学生の安全確保に努めている。

  そして仙北農業共済組合や市管工事組合、秋田おばこ農協、大曲郵便局、県ハイヤー協会も次々に防犯パトロールの協力団体となって調印し、地域を挙げて安全・安心なまちづくりに取り組んでいる。