大仙市大曲の花火

来月25日、開催へ

大会提供は情熱の鼓動テーマに(7月18日・水)

  大仙市大曲の「第81回全国花火競技大会・大曲の花火」は8月25日、大曲橋(通称・金谷橋)下流の雄物川河川敷を会場に開かれる。大会実行委員会(大仙市、大曲商工会議所、市大曲観光物産協会)は17日、「大曲の花火」の概要を発表した。メーンとなる大会提供花火は「BEAT  OF  PASSION」で、1980年代のアメリカンポップスに乗せて花火を打ち上げ、「情熱の鼓動としたい」と主催者。規模・質からも〃日本一の花火〃と折り紙を付けられ、昨年は大会史上初の75万人の観客で埋まった。桟敷席の販売が8月1日午前8時半から大曲商工会議所で行われるが、団体客専用席として大曲橋とこれまでの桟敷席の間に、新に設けたF席(定員40人・10万円)96区画はすでに完売するなど〃光と音のショー〃に向けて前人気は日増しに高まっている。

  「大曲の花火」は内閣総理大臣賞をはじめ、中小企業庁長官賞、経済産業大臣賞、文部科学大臣賞などが贈られ、数ある全国の花火競技大会の中でも最も権威のある大会として浸透し、花火師自らが乗り込んで打ち上げている。今年の大会から終了時刻を守るため、参加業者数を昨年より4社少なくし、全国26社(地元3社)とした。

  大会は午後5時からの「昼花火」に始まり、同6時50分から「夜花火」がスタートする。昼花火は5号(5寸)5発割物か煙竜とし、色彩と煙竜の芸術性を競う。「夜花火」は割物10号(尺玉)2発の課題玉(割物芯入りで八重芯以上のもの)と、自由玉(千輪菊、冠菊、小割模様か創造的なもの)の打ち上げで、伝統の技と美を競う。そして「大曲の花火」が発祥の地となっている創造花火は、筒の本数を150本以下に制限し、速射方式で2分30秒の時間内でアイディアと創造性、技、芸術性を競う。

  夜花火は例年通り幅500メートルの「ナイヤガラの滝」で幕を開け、競技の合間にはスポンサー付きの仕掛け花火11本が披露される。今年は秋田わか杉国体のPR花火、それにTMO大曲提供の「花火の街・大曲」のシンボルキャラクター「つつどんとたまちゃん」の花火も話題を呼びそう。

  大会提供花火の打ち上げは午後8時半から40分ごろの間で、テンポの良いポップス系の音楽に乗せ、2.5号から10号までの2000発を打ち上げ、6分17秒の光と音のドラマにしたいと主催者。この大会提供花火も合わせて約1万5000発が西山を背景に打ち上げられる。花火見学者はその芸術性の高さと、背景となる西山に反響するさく裂音が「大曲の花火の何とも言えない魅力だ」と感動の声を寄せる。打ち上げ終了は午後9時半の予定。

  交通規制は大曲西道路の規制は取り止め、ラジオ・パソコン・携帯電話で大会当日の駐車場の満空情報や会場周辺の渋滞情報を提供する。 無料バス・一般車の駐車場は新に仙北ふれあい文化センターを増設し、476台増の2万40台分とした。

  しかし、大会実行委員会では渋滞緩和のためにも神岡、西仙北、協和、中仙の各総合支所の駐車場に車を止め、最寄りの駅から列車を利用することを呼びかける。当日は臨時列車も含め往復62本の列車を運行、うち秋田新幹線こまちは14本運行される。

  また、今年も横手市の秋田ふるさと村から花火会場近くの大曲市民会館までの往復シャトルバスを運行する。行きは午後2時、ふるさと村発で、帰りは午後11時、市民会館発となる。利用料は大人往復3000円、子ども往復2000円。明日19日正午から大曲花火渋滞対策検討会主催のホームページ「大曲花火アクセスnavi2007」(http://www.oh-hanabi.com)で受け付ける。先着200人まで。問い合わせは大曲花火渋滞対策検討会事務局の国交省湯沢河川国道事務所調査第二課(0183・73・5559)へ。

  会場は大会2日前の8月23日夕方から立入り禁止となり、姫神橋下の自由席への入場は25日午前7時からとなる。また、今年からは歩行者の安全を守るため、当日の会場及び堤防周辺への自転車の乗り入れは「遠慮してもらたい」と実行委員会。さらに一般駐車場やテント設営可能な駐車場及び会場へのペットの連れ込みも花火の音で混乱を招いているとして自粛を求めている。

  桟敷席はA席1600区画(定員6人以内)1万9000円、堤防法面の緩斜面を利用するC席3092区画(定員5人以内)1万円、河川敷のP席1248区画(定員2人以内)5000円。それに既に完売となったが新にF席96区画(定員40人)を設けた。これによって約90人分のカメラマン席も加えた桟敷席の収用人数は約11万8000人となる。