美郷町学友館
写真家・深澤さん、地元で初の個展(7月24日・火)
美郷町の学友館で同町千屋在住の写真家・深澤正孝さん(54)の写真展「安らぎの空間」が開かれている。
深澤さんは1988年に脱サラ後、90年から広告写真用にと風景写真を中心に撮影をはじめ、旅行代理店や写真代理店、通信社へ写真を提供。94年からは祭りや伝統行事も撮り始め、これまで松下電器、SONY、ヤクルト、ブリジストン、カネボウ、トヨタなど企業広告のイメージ写真として多くの写真が使われている。
同町での写真展は初めてで、これまで撮影のために歩いた北海道や山形県、長野県、新潟県、岩手県、沖縄県で捉えた感動の風景を四つ切りで10点、全紙サイズ24点にまとめ展示している。
雲をダイナミックに切り取った沖縄の「宮古島の夏」、日本の農村風景の原点とも言える新潟県十日町市の「棚田と納屋」、北海道富良野を舞台にした「花畑」、映画のワンシーンのような「オホーツクの夕陽」、杭掛けの稲の群落を捉えた「収穫の喜び」などは自然と語らい、そこから写すことのヒントを得たという風景写真家ならではの温もりがあって感動を与える。
深澤さんは「いい写真を撮りたいと有名な場所を求めて行く人が多いが、場所に関係なく自分の感性を大切にし、風景を見つめることが大切」と話す。行ってみたいと憧れる北海道富良野の麦畑、岐阜県白川村の合掌集落、新潟県の棚田などは深澤さんの作品によって「心の旅」として楽しめる。
写真展は8月26日までで、午前9時から午後7時まで。月曜日は休館。入館料は一般300円、高校生以下は無料。