大仙市6月定例議会

12日に招集、27日まで

心疾患救命のためAED87台導入へ(6月4日・月)

  大仙市議会運営委員会は4日、委員会を開き、12日から招集される6月定例議会の日程などを協議した。その結果、会期は27日までの16日間とし、13日から19日までは休会し、20日と21日に一般質問を行う。そして22日と25日に各常任委員会で議案などを審査し、27日に最終日を迎える。

  上程される議案は農業集落排水施設の設置及び管理に関する条例の一部改正、南外ふるさと館や市が設置する駐車場及び大曲駅前自転車駐車場、史跡の里交流プラザ「柵の湯」などに指定管理者制度を導入することに伴う条例の制定など条例案17件、それに07年度一般会計補正予算など予算案10件、議決案3件の計21件の予定。

  農業集落排水施設は現在、施工中の太田今泉地区及び大曲西部地区で、それぞれ7月2日、10月1日から供用を開始することに伴い処理場の位置、処理区域及び使用料を規定するもの。太田今泉地区は処理戸数314戸で、02年度からの概算事業費は18億6800万円となる。大曲西部は処理戸数513戸で、02年度からの概算事業費は21億9300万円。

  また、06年度から大規模改修工事を行っていた「八乙女青年の家」も来月10日までに完成することに伴い、幅広い市民から利用できる施設とするため名称を「八乙女交流センター」と変更し、指定管理者の導入も視野に入れ、研修室や体育館、宿泊施設の利用料などを規定するための条例も上程する。

  施設は長野字長野山地内にあり、本館が鉄筋コンクリート造り3階建て延べ床面積は約1827平方メートル。鉄骨造りの体育館は延べ床面積約1088平方メートル。約5億円の改修費をかけて床の段差を解消したほか、エレベーターも設置、さらに耐震補強、宿泊棟への冷暖房設備の設置、体育館にも遠赤外線暖房設備を設置するなどした。条例で研修室、体育館の使用料を規定するほか、宿泊室も使用料を1人2000円から3600円などと規定する。

  一般会計補正予算は6億2893万6000円で、補正後の累計額は434億7297万6000円となる。補正による主な事業は10月から試行する電子入札システムに向けて約484万円、韓国青少年ツアー受け入れに伴うホームスティ費として約36万円、南外・滝地区を対象としたテレビ難視聴地域解消整備事業費(テレビ共同受診施設建設)として約1318万円、自動体外式除細動器(AED)導入事業費(87台分)約1731万円、丸の内児童館焼失に伴う町内集落会館建設費補助金として750万円、西仙北統合保育園建設に伴う通園バス購入費などで約2746万円、目指せ〃元気な担い手〃農業プラン応援事業費約8489万円、荒川鉱山跡地管理費約1093万円、神宮寺駅舎改築工事費補助約685万円など。

  AEDは本庁及び各総合支所、4つの市民会館、公民館13カ所、それに市内の小・中学校43カ所、スポーツ施設などに設置するもの。AEDは心臓がけいれんし、血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器。04年7月から医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになり、病院や診療所、救急車はもちろん空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設、企業など人が多く集まるところを中心に設置され、一般市民がAEDを使用して救命した事例も増えてきたことから市としても対応することにした。

  荒川鉱山跡地は昨年6月に坑道の一部が崩壊したことから、市では危険防止のため観光坑道を閉鎖し、内部に展示されている資料やジオラマを鉱山近くの資料館「大盛館」に移設、展示するもの。農業夢プラン応援事業は野菜や花きなどを生産する個人及び組織への農業機械購入を補助するもので、補助対象者が増加したことに伴う補正。このほか学校統合に伴う協和地域小学校閉校記念事業費として約860万円が計上された。