高校生のための歌曲コンクール

大仙市の高橋さん、優秀賞に

昭和音大主催、イタリアへ短期留学(6月16日・土)

  大仙市美原町の高橋遥さん(城南高校3年・大曲中出身)は昭和音楽大学主催の「高校生のための歌曲コンクール」で優秀賞を受賞、7月20日から10日間の日程でイタリアに短期留学の招待を受けることになった。高橋さんは15日、市役所を訪れ、栗林次美市長に喜びの報告をした。

  歌曲コンクールは、声楽を勉強したいという高校生を対象に、豊かな表現力や可能性を引き出して将来、国際的に活躍できる声楽家を育成するための学習機会を提供したいと始めた。今回で8回目。録音審査による予選は5月中旬に行われ、全国から199人の応募があった。その中から40人が選ばれ、今月9日に昭和音大ユリホールで本選の公開審査が行われた。

  その結果、高橋さんを含む5人が優秀賞に輝いた。本選では日本の歌曲「叱られて」とイタリア歌曲を歌ったという高橋さん。「予選を通過できるかも不安だった。声楽の先生からは本選では余計なことは考えず、無心で歌いなさいと言われ、気持ち良く歌えた。それでも受賞が決まった時は思わず『キャーッ』と叫んでしまいました」と笑顔を見せた。

  小さいころから歌うことが好きで、高校に入ってからも合唱部に入り、そのかたわら秋田市の声楽家・長谷川留美子さんに師事し、声楽の勉強をしてきた。

  栗林市長から「おめでとう。本当に素晴らしい賞をありがとう。音楽の本場、イタリアで楽しみながら学んで下さい」と激励を受けると笑顔で「ありがとうございます」と礼を述べていた。

  高橋さんは「高卒後は保育系の大学を目指し、ピアノの先生の資格を取得したいと思ってましたが、このような賞をもらったので将来のことはイタリアでの勉強を終えてから考えます」と目を輝かせた。