軽度発達障害テーマに講演
非行防止に向けた親子ペア標語を表彰(3月1日・木)
青少年健全育成研修会が28日、大仙市の大曲プラザたつみで開かれ、県教育庁南教育事務所仙北出張所の佐々木明美指導主事が「軽度発達障害の理解と支援」と題して講演、続いて非行防止・健全育成に向けた親子ペア標語優秀作品の表彰式が行われた。
研修会には大曲地区保護司会や青少年育成大仙市民会議、大曲地区少年保護育成委員、大仙警察署員ら約40人が参加。
はじめに佐々木主事は軽度発達障害には「学習障害(LD)」と「注意欠陥多動性障害(ADHD)」、それに「高機能自閉症」があると、それぞれの症状を紹介。LDは知的発達に遅れはないが、読み書きや計算、推論などの能力に欠けるため、学習が困難な状態と言う。ADHDは注意力に欠け、落ち着きがないなど多動性や順番を待てず、他人の行動に割り込むなど衝動的な行動を示すという。そして高機能自閉症は独自のルールをつくり、それを守らないと怒るなど人との関わりが希薄で、車や電車、高速道路など特定のものに興味や関心を示すなど、こだわりを持つという。
こうした障害を持つ児童生徒に対してもその一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持っている力を高め、生活や学習上の困難を改善し、克服しようと特別支援教育が今年4月からスタートする。
佐々木主事は支援のポイントを障害のある児童生徒は怠けたり、ふざけて問題行動を起こすのではなく、疾病によるものだと理解してやることが必要で、草花に水をやるように相手の行動を認め、ほめながら持てる力を伸ばすのが大切だなどと語った。
親子ペア標語は大曲支部少年保護育成員会と大曲青少年健全育成実践委員会、大仙警察署少年サポートセンターが募集したもので、入賞者は次の通り。
◇小学校低学年の部
▽優秀賞「ぼくのパワー かぞくのえがおで 生れるよ」=伊藤達矢(内小友2年)、「子の瞳
心を映す 鏡です」=母・明子▽優良賞「大すきな 家族といっしょ
うれしいな」=高橋早紀(大川西根3年)、「何よりも 家族が私の
宝物」=父・正博、「おはようは 朝の始まり 気持ちいい」=山崎忍(同)、「おあいさつで
この子の健康 すぐわかる」=母・とみ子▽佳作=新井脩弥(四ツ屋1年)・母昭子、田口穂南美(大川西根3年)・母瑞枝。
◇小学校高学年の部
▽優秀賞「思いやる 心があれば いじめなし」=遠藤颯人(大曲4年)、「思いやる
心を育む 明るい社会」=父・茂太▽優良賞「しっかりと 自分の命を
考えよう」=戸嶋葵(四ツ屋5年)、「聞いてるか? 子供の心 さけび声」=母・トモ子、「行ってきます
心のガソリン 満タンだ」=小山倫史(花館6年)、「行ってらっしゃい
心にエンジン かけ送る」=母・千晶▽佳作=新井冬弥(四ツ屋4年)・母昭子、大友千尋(内小友6年)・父義浩
◇中学校の部
▽優秀賞「広げよう 親と子供の 話しの場」=鈴木大地(大曲西1年)、「手を休め子供と話そう
いろんな事を」=母・裕子▽優良賞「ありがとう ぼくを信じて くれたこと」=佐々木駿(大曲1年)、「いつだって
私はあなたの 応援団」=母・美保、「ちょっとだけ その気の緩みが
後悔に」=野本和真(大曲南1年)、「親の声 その一言が 非行防止の第一歩」=父・信孝▽佳作=加藤和人(大曲西2年)、父・栄、伊藤沙耶香(大曲西1年)、父・正幸