元大仙市議の鈴木氏も出馬表明
定数5に10人が立候補の混戦状態に(3月2日・金)
今月30日に告示される県議選大仙市・仙北郡選挙区(定数5)に10人目の立候補者予定者が名乗り出た。元大仙市議の鈴木隆太郎氏(54)=太田町太田字長田湯伝=で2日、市役所で記者会見し正式に出馬表明した。
鈴木氏は出馬の動機を「1月にあった政治家の新春の集いで何人かと話をしているうちにやってみないかとの言葉をいただき、自分なりに考えた結果、政治に生きるのが自分の生き方であり、県政の場を通じて幅広く県民のために役立ちたいと決意した」などと述べた。
政策として鈴木氏は「高齢者が増えて大変になっている。行政がすべて面倒を見れるものではない。そのために老人ホームといった施設だけでなく、高齢者が入れるような住宅の普及に努められないかと昨年から自分の仕事としても取り組んでいる。これによって地域の活性化にもつながり、雇用の場の確保にもなる。また、まちづくり3法案が動き出しているが、商店街も空洞化し、シャッター通りが増え、高齢者にとっては大変だ。そのための賃貸住居の普及に努めることで、まち部の空洞化の解消につなげたい」と語った。
鈴木氏は大曲農業高校卒。旧太田町連合青年会長を努め、1999年4月と03年4月に行われた旧太田町町長選に出馬、現職と一騎討ちの末、落選した。また04年3月の同町議選に出馬し、初当選を果たしている。そして05年3月22日、合併で大仙市誕生に伴う在任期間特例で同市議となり、9月18日に行われた初の市議選で落選した。
建設業は廃業し、現在は不動産業を手がけている。また、02年に設立した農業生産法人「仙北平野」の代表を務めている。政党へは所属せず、無所属での出馬だ。
鈴木氏は「選挙戦は既に終盤だが、出遅れは気にならない。出る以上、勝という気構えで仲間とも相談しながら運動を展開したい」と決意を示した。
県議選には現職では自民党の大野忠右エ門氏(68)=長野字二日町=、社民党の佐々木長秀氏(58)=木原田=、それに無所属の渡部英治氏(57)=大曲田町=の3人が立候補を表明。そして自民党公認の新人として前大仙市議の石塚柏氏(59)=泉町=、元西仙北町長の小松隆明氏(59)=刈和野字愛宕下=、元太田町長の高貝久遠氏(59)=太田町太田字築地古館=の3人が出馬表明している。また、旧仙北郡選挙区選出の自民党・原盛一県議(故人)の長女として後藤幸子氏(36)=刈和野字上ノ台=が自民党推薦候補として出馬を表明。さらに元職の樽川隆氏(65)=美郷町土崎=が無所属からの復帰を目指して出馬表明、12月には共産党公認で、美郷町の泉美和子町議(52)=六郷字馬場=も出馬表明している。
今回の鈴木氏の出馬表明によって大仙市・仙北郡選挙区は定数5を巡って、現職3、元1、新人6の合わせて10人が立候補するという混戦状態となる。