初優勝した有坂選手
賞金1億円、初の大仙市民賞を贈呈(3月3日・土)
| 栗林市長から「市民賞」を贈呈される有坂選手(左)。 | 市民賞の盾 |
優勝賞金1億円を懸け、昨年12月30日に東京・京王閣競輪場で行われた「KEIRINグランプリ06」で初優勝した大仙市大曲あけぼの町在住の有坂直樹選手(37)の優勝祝賀会が2日夜、同市のシャインプラザ平安閣大曲で行われた。有坂選手の出身校・大曲農業高校自転車部OB会(高橋與志幸会長)が実行委員会となって開いた。
席上、栗林次美市長は同市初の「大仙市民賞」を有坂選手に贈呈した。市民賞は芸術文化やスポーツ、学術などの分野で卓越した活躍をし、市の名声を高めた個人、団体の栄誉をたたえようと創設されたもの。有坂選手は「目標だったグランプリを取れたのも地元の皆さんの応援のおかげ。今年も頑張ったが、来年はもっと税金を払えるよう頑張りたい」と会場を沸かせた。
祝賀会には栗林市長、県自転車競技連盟会長の松田知己美郷町長、辻久男、渡部英治両県議、大仙市議ら来賓、日本競輪選手会、大農自転車部OB、友人、市職員ら約200人が出席した。
高橋会長は「有坂さんは昨年12月30日、KEIRINグランプリに初めて出場し、見事に優勝を飾った。このことは私たちにとっても大変な喜びだ。プロ入り以来、ケガもあって期待の走りも出来ない日々もあったが、平成17年8月に開催された第1回サマーライトフェスティバルで優勝を果たして勢いに乗り、デビュー17年目の37歳にして日本一の栄誉に輝いた」とその功績を紹介。会場にはグランプリでの走りを紹介する映像も流され、参加者はゴールした瞬間を目に「オーッ」と歓声をあげて喜んだ。
栗林市長は「このたびの有坂さんの活躍は、青少年の大きな目標となるばかりでなく、市民の誇りであり、喜びと希望を与え、本市の名声を大いに高めた」と「市民賞」の盾を寄贈。盾は協和地域船岡の田村拓司さんが経営する「たく工芸」が製作したもので、天然秋田杉を材料に加工したもの。また、有坂さんから1月に市教育文化基金にと50万円の寄付があったことも紹介し、礼を述べた。
有坂選手はグランプリでの優勝を含め、昨年の獲得賞金は1億9092万円に達し、初の賞金王にも輝いた。17年間の成績は416勝で、賞金総額は8億円以上にもなる。祝賀会が始まると有坂選手は妻の和美さんと共に各テーブルを回り、お礼のあいさつを交わしながら談笑していた。