通学路と橋の開通式
子供たち「わくわくして渡れます」(3月29日・木)
大仙市が戸蒔・大槻方面から東大曲小学校(長澤真人校長・児童数76人)への通学路として新しく設けた市道「屋敷後5号線」と福部内川に架かる「わくわく橋」の開通式が28日午前11時から現地で行われた。開通式には栗林次美市長、橋本五郎議長、それに東大曲小PTA代表ら約50人が参列。神事で橋の安全を祈願した後、子供たちを迎えてテープカットを行って開通を祝った。
開通式で栗林市長は「学校に通じる市道、そして『わくわく橋』も立派に完成した。戸蒔・大槻地区は国道13号バイパスやイーストモール周辺が開発され、たくさんの店や住宅が建ち、安全な通学路を確保しなければならないと市道を整備し、福部内川に橋を架けることにした。この道路、橋を通って楽しく学校に来て下さい」と呼びかけた。
「わくわく橋」の名前は東大曲小の子供たちが考えたもので、「わくわくした気持ちで登下校したい」との願いから名づけた。市では名前を考えてもらったお礼にと鉛筆を子供たちにプレゼントした。
橋は長さ22.5メートル、幅3.5メートル。消防車や救急車など緊急車両を除く歩行者と自転車専用の橋。そして橋に直結する市道として延長76.6メートル、幅6メートルの道路を新しく設けた。さらに戸蒔・大槻地区の住宅街からの最短距離と安全性を確保するため、県道湯沢・雄物川・大曲線に押しボタン式の信号機が取り付けられ、狭かった農道196.5メートルも舗装改良し、市道「屋敷後2号線」とした。
渡り初めを前に児童を代表して富樫大智君(5年生)は、「心待ちしていた『わくわく橋』が完成した。これまでは遠回りしていたが、橋の完成でずっと早く安全に登下校することができるようになった。友だちの家にもすぐに遊びに行けるようになった。これからは学校が近くなってわくわく。川に泳ぐ魚が見られてわくわくが待っている。東大曲小学校の宝物として大切に使います」と礼を述べた。
橋の向こうでは地域住民が見守り、栗林市長や長澤校長をはじめ教職員たちと一緒に笑顔で渡ってくる児童たちを拍手で迎えていた。子供たちは橋の上から川を眺め、「アッ。魚が泳いでいる」と喜んでいた。