「ふれあい」開所式
市から委託を受けて運営継続(5月2日・水)
大仙市の地域活動支援センター「ふれあい」の開所式が2日午前10時半から、同市飯田字家ノ前の現地で行われた。ふれあいは精神障害者の小規模作業所で、これまでは旧縫製工場を借りて県と市の補助を受けて運営していた。しかし、昨年4月の障害者自立支援法の施行に伴い、国からの助成を受けるためには市町村事業として地域活動支援センター設置が求められていた。
このため市ではこれまでの小規模作業所「ふれあい」を運営していた特定非営利活動法人大曲ふれあい会(佐藤龍彦理事長)に年間750万円の予算で事業を委託、新に「地域活動支援センター」として継続してもらうことにした。
ふれあいは木造二階建てで、延べ床面積は約409平方メートル。一階は事務室、作業指導室、食堂、面談室、医務室などからなり、二階は会議室、休憩室となっている。22歳から56歳の男女19人が利用者として登録し、菓子箱の組み立てや飯田地区を中心にメール宅急便の配達などをしながら、集団生活への適応と協調性を養うための支援を受けている。職員は施設長と事務員兼作業指導員1人、作業指導員2人の計4人。それに嘱託医1人となっている。
小規模作業所は1996年に民家を借りてスタート。利用者が増え、手狭になったため04年に現在の旧縫製工場に移転していた。
開所式には利用者とその家族、それに県や市の関係者ら約50人が参列。久米正雄副市長は「この地域活動支援センターは障害を持つ方々が、通所による創作活動や生産活動、さらには社会との交流促進などを通じ、社会適応力や生きがいを高めることを目的としている。運営を担っていただくふれあい会には新たな事業の委託ということで大変、ご苦労をおかけする」と礼を述べた。
そして佐藤理事長は「市や地域、そして家族の協力を得ながら、より良い地域活動支援センターを目指したい」と決意を述べた。