災害発生に備え大仙市で全職員に配付(11月6日・火)
地震や水害、火災など災害はいつ発生するか分からない。その災害に備え、大仙市では「休日・夜間
災害時職員ポケットマニュアル」を作成し、5日までに全職員1445人に配付した。市職員として市民の生命や財産を災害から守るため、職員がどのような手順で非常配備に付き、どのような対策活動を担うかの概略をまとめたもの。マニュアルは常にポケットに入れ、危機管理意識を持っておいてもらいたいと市では職員に呼びかけている。6日朝には市庁舎での防災訓練があったが、その終了後にも栗林次美市長は「ポケットマニュアルを手放さないように」と訓示した。
マニュアルは広げると26.4センチ×19センチで、折り畳むと9.5センチ×6.5センチの名刺判となり、表と裏面は防水加工されている。
そして▽職員の心構え▽災害発生時の設置基準と参集区分▽大災害時等の休日・夜間の対応▽災害用伝言ダイヤル等▽大仙市災害対策本部編成図・業務概略が記されている。いずれも今年2月に制定した同市の地域防災計画に基づいて編集した。
職員の心構えでは「大災害の発生時には、防災担当に関わらず全ての職員が迅速に参集し、全力を挙げて的確な災害対策を実施しなければなりません」と強調されている。そして災害発生時の設置基準と参集区分では程度に応じて第1次参集の「災害警戒対策室」、第2次参集の「災害警戒対策部」、第3次参集の「災害対策本部」に分け、震度6発生や台風・洪水・大雪・乾燥等異常気象・多数の死傷事故・大規模災害等の第3次参集では、市長が本部長となり、全職員に参集が求められている。
休日・夜間の参集時の職員心構えでは「自分自身・家族・付近住民の身体の安全確保を最優先に行動する」「参集途中の道路・建物等の被災状況をできるだけ把握し、参集場所に着いたら災害対策本部に報告する」「自分の携帯電話・食糧・着替え・雨具等を持参する」と注意している。
そして災害対策本部編成図・業務概略を記した面には本庁と各総合支所、消防本部、県災害対策本部、大仙警察署、東北電力、仙北組合総合病院、中通病院、医師会長、JR大曲駅、秋田気象台などいざというときに必要な最小限の電話番号とファックス番号が登録されている。
同市によると秋田市や大館市、鹿角市でもポケットマニュアルは作っているが、合併後に誕生した県内13市の中では初めてという。