県仙北地域振興局が各市町と共催
ユメリアで童心に返って水中ウォーキング(11月10日・土)
「こころもあったまる冬の仙北健康講座」と題したユニークな教室が、県仙北地域振興局と仙北市の共催で9日から始まった。秋田わか杉国体開催を契機に、県内市町村と各地域振興局が連携し、その地域独自のスポーツや運動を通じた健康づくりを推進、県民全体の健康意識を高めようという事業。同振興局管内も管内市町の職員と「仙北地域健康づくり連携プロジェクトチーム」を編成、その第1回目が「仙北市民水中ウォーキング教室」と題した講座で、大仙市の西仙北ぬく森温泉ユメリアで開かれた。52歳から76歳の男女が温水プールに入って、楽しみながら体を動かす体験をした。
仙北市、大仙市、美郷町の3市町の住民を対象に、ウォーキングを中心とした軽い運動を年度内にそれぞれ2回ずつ開くもので、運動不足となりがちな冬にこそ楽しみながら体力を付け、健康づくりをしてほしいと同振興局。08年度からは屋外ウォーキングなども実施し、地域に根ざした継続的な取り組みを目指したいと話す。
仙北市の広報を通じて募集した水中ウォーキングには女性を中心に17人が参加。ユメリアを選んだのは、温泉講話や温泉入浴も楽しめる環境にあるからだ。県では温泉王国である本県の資源を有効に活用しようと「温泉を利用して健康づくりをしましょう」と題した県民向けの温泉健康プログラムも発行している。
一行は角館町の交流センターに集合後、バスでユメリアに移動。そしてユメリア専属インストラクター・伊藤伸宏さんが講師になって「温泉入浴」と題した講話をした。伊藤さんは寒い時の室内風呂から露天風呂への移動など急激な温度差や長距離を駆けたドライブや運動、あるいは食後直ぐの入浴も体には負担をかけるだけなどと温泉入浴の注意と温泉の効能など語った。
そして全員が水着に着替えてプールへ。「泳ぐのではなく、水の中で歩き、楽しみながら体力を付けましょう」との呼びかけに参加者は童心に返ったような笑顔。水中では浮力を受けて足腰が日ごろの負担から解放され軽くなる一方、手足を動かすことで水の抵抗を受け、筋力の増強にもつながるという効果が期待される。
健康でありたいと願うのは誰しも同じこと。インストラクターの掛け声に合わせ、水の中を列をなしてユックリ歩き、両手で水をこぐ参加者は、身も心も解放されたような表情を見せていた。2回目は15日午後1時半から仙北市角館交流センターでウォーキング教室と体力測定を行う。大仙市、美郷町でも日程が決まり次第、広報などを通じて参加者を募集するという。