東北将棋大会大仙市長杯争奪戦

強首温泉郷で開催

東北各地から102人参加、熱戦を展開(11月12日・月)

  第24回東北将棋大会大仙市長杯争奪戦・第77回東北学生将棋大会が11日、大仙市強首温泉郷の雄物川観光「おも観荘」で開かれた。日本将棋連盟仙北西部支部・東北学生将棋連盟の主催で、市長杯争奪戦の一般の部には東北各地から102人が参加、夕方まで熱戦が展開された。

  午前9時からの開会式で、大会委員長の小松栄治日本将棋連盟仙北西部支部長は「大綱引きの西仙北へようこそ。名人戦の中には8段の選手も参加するなどレベルの高い試合が期待される。勝敗は時の運もあり、勝っても負けても終わった後は温泉につかり、おみやげの強首白菜を持ち帰って鍋料理を楽しんで下さい」とあいさつ。続いて栗林次美市長が「この大会が数々の名勝負を繰り広げながら、24回という歴史を積み重ねてきたのも将棋を愛する皆さんの熱意のたまもの。思い出ある大会を期待してます」と歓迎の言葉を述べた。

  参加者に毎年、プレゼントされている名産の強首白菜は今年9月の大雨で、雄物川沿いの畑のものは全滅し、高台で栽培したものが助かったという。「とにかく参加者全員に贈れる分は確保できてホッとしてます」と関係者。そして将棋の面白さは「負けていてもそれを逆転できる醍醐味があり、努力の積み重ねが実になるということです」と語った。

  学生将棋大会は東北大学、弘前大学、山形大学、ノースアジア大学など7大学と八戸工業高専の8校から67人が参加。8日から団体戦が、この日は10日に続いての個人戦が行われた。

  一般の部は名人戦とA級(3段以上)、B級(初段〜2段)、C級(一級程度まで)の3クラス、そして小学生の部に分かれて行われた。小学生の部への参加は4人だったが、一般の部に入って試合に臨む小学生も見られた。成績は次の通り。

 【一般の部】
  ◇名人戦▽1位=佐藤弘康(秋田県・4段)▽2位=堀井邦明(同・同)▽3位=藤原隆幸(岩手県・4段)

  ◇A級▽1位=塚目敦(角田市)▽2位=高田芳勝(秋田市)▽3位=橋本泰(同)

  ◇B級▽1位=高濱慎平(仙台市)▽2位=遠藤昌宏(同)▽3位=大門悟郎(同)

  ◇C級▽1位=樋口滋彦(山形市)▽2位=横山裕一(山形市)▽3位=納谷瑛志(秋田市)

  ◇小学生の部▽1位=菅良太(湯沢市・小野小5年)▽2位=佐藤慶一(仙北市・角館小2年)▽3位=田中はづき(秋田市・桜小5年)

【大学生の部】
  ◇団体戦▽1位=東北大学▽2位=岩手大学▽3位=山形大学

  ◇個人戦▽1位=星宮謙(東北学院大学3年)▽2位=杜碩(東北大学4年)▽3位=初田義明(同)