そば打ち、新そば試食会

大仙市藤木まちづくり委員会

そばを通じで3世代交流を楽しむ(11月20日・火)

  そば打ちを指導する吉野さん(右端)大仙市藤木地区地域まちづくり委員会(大坂義徳委員長)では18日、地域いきいきビジョン活動として、公民館を会場に「そば打ち教室」と「新そば試食会」を開いて楽しんだ。藤木小学校の児童30人、そして保護者やおじいさん、おばあさんたちの3世代約100人が参加、講師からそば粉の練り方やめん棒の使い方などを教えられ、交互にそば打ち体験をし、お昼には皆でそばを味わった。

  藤木地区地域まちづくり委員会では「秋田若すぎ国体」の炬火リレーに向けて、去る7月29日に地元老人クラブや子ども会をはじめとする地域住民の協力を得て、大曲南中学校から藤木保育園前までのサクラ通りにプランター300個に花を移植する環境美化運動を展開。そして休耕田活用事業として藤木小学校グラウンド近くの田んぼに「そば」を植え、10月18日には老人クラブの手伝いを受けて収穫。それを羽後町のそば栽培研究会に運んで、18キロのそば粉にしてもらっていた。

  そしてこの日の「そば打ち教室」と「新そば試食会」を通じた3世代交流会となった。大坂会長がこれまでの活動報告の後、そば打ち講師を引き受けた秋田銀行OBで、美郷町六郷在住の吉野富夫さん(58)を紹介。

  吉野さんは羽後町の秋田銀行西馬音内支店長を務めていた13年前、創業190年という県内一の老舗「弥助そば」のアマ門下生となってそば打ちの仕込みを受けた。公民館では祭りムードを高めたいと講堂を紅白の幕で飾り、吉野さんを迎えた。

  吉野さんは初めに老人クラブ4人と一緒になって、木鉢に入れたそば粉の混ぜ方から練り、そして延ばし板に乗せてそばの延ばしを指導。それを見ていた野球部員4人、さらに女子ミニバスケット部の4人も交互に習ってお昼を迎えた。

  そば打ちの間にお母さんたちが出汁(だし)を作り、温かい「かけそば」での試食会となった。子どもたちは自分たちで打ったそばは「格別な味がする」と喜び、おじいさん、おばあさんたちも「孫と一緒に食べるのも楽しいし、休耕田から取れたそばがこんなに美味しいなんて」と終始目を細め、半日の交流を楽しんだ。子どもたちは午前のそば打ち体験を終えてからも残ったそば粉を混ぜ、再びそば打ちに挑戦するなどはまっていた。