県南最大規模の大型店
建設地の大曲和合地内で安全祈願祭(11月23日・金)
イオン株式会社(本社・千葉県千葉市、岡田元也社長)が、大仙市大曲和合地内の国道13号大曲バイパス沿いに出店を計画している「(仮称)イオン大曲ショッピングセンター(SC)」建設工事安全祈願祭が23日午前11時から、現地で挙行された。神事で行われた祈願祭には工事関係者、イオン東北カンパニー(仙台市)の宮地邦明支社長ら同社員、地権者、それに栗林次美市長ら約70人が出席した。
大曲SC建設地は大曲西道路取り付け部の向かいで、06年6月までに国の「農業振興地域除外」許可を受け、敷地面積約16ヘクタールを確保。そして今年9月までに農地転用と都市計画法に基づく開発許可を得て造成が始まっていた。
計画によると大曲SCは2階建てのモール型とし、延べ床面積は6万2462平方メートル。これはイオン横手店(1万6646平方メートル)、隣接するサティ横手店(1万4585平方メートル)を合わせた3万1231平方メートルの倍の大きさで、県南最大の大型店となる。
本棟1階は核店舗の「ジャスコ」、ホームセンター「サンデー」、それに専門店、シネマからなり、2階も専門店、アミューズメント、レストランなどが入る予定。そして同じ敷地内に家電専門店「ケーズデンキ」やカー用品のイエローハット、ガソリンスタンド、それにタマホームの住宅展示場が設けられる。駐車場は来客用として3020台のスペースを設け、従業員用分も含めると3808台分となる。
大曲SC出店に関しては大曲商工会議所が今年6月に「当初計画の面積を大幅に超える計画変更がある」として受け入れ反対の声を挙げたが、イオン側は県南で唯一の映画館が閉館したことに伴う消費者ニーズに応えたいとシネマ館の設置や高齢化社会へ対応した通路、2階建てに伴うエレベーター、エスカレーターの設置なども床面積増加の要因と市側に説明。そして雇用もイオンで350人、各専門店で900人の計1250人と、当初計画より250人の増員なども市の経済、税収への波及効果なども期待されるとして、計画変更を受け入れた。
オープンは当初予定より大幅に遅れたため、来年秋以降になるのは確実。ジャスコ大曲店開設委員長の小倉通彰さんはこの日、「工事が始まったばかりなのでオープンの時期は分からないが、県南になくてはならない店となることを目指したい。そのためにも大曲商工会議所や地元商工会にもイオンが脅威ではなく、地元と共生する店であることを呼びかけており、出店や商品の納入、さらにはイベントでも地域の商店も活用してもらえるようなものにしたい。従業員にもやりがいのある労働の場となる店としたい」と話した。