大仙市除雪出動式

除雪は全面、業者委託に

「万全の体調で作業を」と栗林市長(11月27日・火)

  大仙市除雪出動式が27日午前9時から、仙北ふれあい文化センターで行われた。同市では今年から除雪は全面的に業者委託とし、この日の出動式には委託を受けた89業者の代表や機械オペレーターら約150人が出席。業者代表が「市民の冬期の交通確保と生活を守るため、安全を第一に日夜全力で除雪に臨みたい」と誓いの言葉を述べた。

  市道は延長3184キロあり、このうち1705キロを機械除雪する。今年は除雪機械の準備がまだ終えてない19日朝に大曲地域を中心に20センチほどの積雪を迎え、朝の除雪が間に合わなかったことから栗林次美市長はあいさつの冒頭、「市民に大変な迷惑と不便をかけてしまった」と詫びた。そして「合併してから3シーズン目の冬を迎えるが、これまで旧市町村ごとに行っていた除雪作業内容を今年からは全市が同じ体制で行うよう作業の統一化を図った。除雪は早朝からの作業となるので、オペレーターの皆さんは健康に留意し、集中力が途切れないよう、万全の体調で従事してほしい」と作業の安全を呼びかけた。

  全面業者委託となった除雪体制のため、市では直営で管理していた機械113台を貸し出し、業者の持っている分と合わせ237台の除雪車で作業に当たる。直営の場合、オペレーターを臨時職員として採用していたが、委託によって労務費の節減にもつながり、臨時採用されていたオペレーターも受託組合を結成して除雪を請け負うことにした。同時に昨年のように暖冬で、除雪委託費が大幅に減収になることを避けるため、機械の整備費やオペレーター確保など事前に要した経費に対し、前払い補償金制度も設けた。

  除雪車の出動は市内各地域に配置した22台の除雪センサーが降雪量10センチを感知すると午前2時までに出動要請が出され、通勤通学時間帯前の午前7時半までには作業を完了させることになる。

  19日に除雪車を出動させたという内小友、加藤産業代表の加藤秋雄さんは「まだ機械にチェーンも掛けてない状態だったが、大急ぎでチェーンを掛け、さらに任意保険の加入手続きも取ってどうにかこうにか出動させた」と11月の異例の大雪を振り返った。