大仙市花館

旧玉川橋、解体へ

来月3日にお別れ式を現地で挙行(10月26日・金)

  大仙市花館地区の玉川に架かっている国道13号の「旧玉川橋」が解体されることになり、国交省湯沢河川国道事務所では11月3日午前10時半から現地で、「旧玉川橋お別れ式」を行う。

  旧玉川橋は1932年(昭和7年)8月に竣工した長さ約631メートル、幅6.5メートルの鉄筋コンクリート造りの永久橋。橋の長さは県内一で、当時の金額にして42万円の巨費を投じた。橋中央部に鉄骨組のアーチを施したモダンな姿は全国に誇れるものだったと旧大曲市史には記録されている。

  しかし、交通量は年々増加し、1日の通行車両が約7000台を超えるまでになった橋は老朽化し、補修が追いつかなくなったことから1972年(昭和47年)11月にその上流部に現在の玉川橋(延長652メートル)が架けられた。そして旧玉川橋は歩行者や自転車の専用橋として使われてきた。

  先月23日、一部開通した神宮寺バイパスに向けてさらに上流部に新しく「玉川橋」が架けられたことから、旧玉川橋は老朽化も著しく、その役目を終えたとして75年の歴史を閉じることになった。

  現橋の玉川橋は改修中で、来年3月には国道13号バイパスの4車線化に向けて供用を開始する。しかし、下流部に幅2.5メートルの歩道橋を取り付ける計画もあり、工事のため一部交通規制されるという。

  お別れ式は旧玉川橋終点側で行い、栗林次美市長、大坂義徳議長、それに地域住民ら約90人が出席。橋名板を取り外しした後、花館小学校のマーチングバンドを先頭に渡り納めを行い、長い間、住民の足を支えてきた橋との別れを惜しむ。現地には旧玉川橋竣工時の写真や新聞記事などのパネルも展示される。