美郷町六郷チビッ子フェスティバル

3世代が昔の遊びなどで交流

はしご車や白バイも展示、親子で体験(9月8日・土)
 

  美郷町・六郷チビッ子フェスティバルが8日、六郷中央公園と公園内にある町民体育館を会場に開かれ、お年寄りからお父さん、お母さんたちを交え、小中学生が楽しい一日を過ごした。広域消防本部から派遣された消防はしご車にお母さんと一緒に乗った高須賀未有(みゆ)ちゃん(6つ)は「高く上がってすごかった」と感想を述べれば、お母さんは「怖くて目をつむってました」と苦笑い。はしご車には親子連れが列をなして体験を楽しみ、県警の協力で展示された白バイやミニパトカーに乗って上機嫌の子どもたちもいた。

  チビッ子フェスティバルは、旧六郷町時代から友好関係にある東京都大田区六郷地区で開催された「子どもガーデンパーティ」を見学した当時の青少年育成六郷町民会議の会長が、「3世代交流の輪としてぜひ、六郷町でも開催したい」と各方面に呼びかけ、1993年9月の第2土曜日に開催したのが始まり。以来、15回目を迎え、美郷町となってからは3回目となった。

  経費は趣旨に賛同した地元の店や企業、開業医などからの寄付でまかなっている。フェスティバルは午前10時50分、六郷東根小児童の太鼓、六郷小音楽部の演奏で幕を開けた。

  公園には消防はしご車や白バイ、ミニパトカーが展示され、ジュースや焼きそば、フランクフルト、焼き鳥、綿あめ販売の模擬店も登場。とん汁先着1000人まで無料サービスもあった。

  体育館では町民会議のメンバーや子どもたちと交流したいとボランティアで参加したお年寄りが、けん玉やおはじき、お手玉、あやとり、こま回しなど昔の遊びを教えた。六郷高校福祉部を中心とした高校生は「高校生と遊ぼう」のコーナーを設け、独自の企画で子どもたちと遊んだ。

  1000食分以上も用意したとん汁はお昼になると「売れ切れになりました」と呼びかけがあるほどのにぎわい。子どもたちの興味を呼んだ消防はしご車には「乗りたい」と集まった親子連れが長い列。はしご車ははしごを伸ばすと最大で25メートル、ビルなら7階の高さまで伸びる。消防署員から安全ベルトを締めてもらい、ヘルメットを被った親子はスルスルと伸びていくハシゴのバケットから「高い、高い」と悲鳴のような歓声を挙げていた。