清水の里・美郷町

六郷名水茶会と撮影会

茶会の厳かな雰囲気、ミス清水の笑顔がマッチ(9月9日・日)
 
  楽宝寺では横手城南高校茶道部の生徒たちが茶を立てた。  ミス清水を囲んで傑作を撮ろうとシャッターを押すカメラマンたち。

  清水の里・美郷町で9日、「六郷名水茶会」と「ミス清水」の撮影会が開かれた。かつては多くの呉服商で栄えた旧六郷町。和服の普及も含めて茶道も盛んに広がったが、その和風文化を大切にしたいと11年前から毎年、この時期に茶会を開くようになった。一方の撮影会は美郷町の観光PRになればと昨年から始まった。

  名水市場「湧太郎」とその近くの楽宝寺、淨光寺を会場に表千家、裏千家、玉川遠州流と横手城南高校茶道部が社中となって午前10時から茶会を開いた。

  開催と同時に地元だけでなく、横手市や大仙市、仙北市などから多くの客が訪れ、受け付けを済ませると、それぞれの会場を訪れてはお茶の味、作法や雰囲気の違いを楽しんでいた。

  楽宝寺本堂では城南高校茶道部6人が浴衣姿で茶を立て、来客を迎えた。真新しい本堂には「和敬清寂」と書かれた色紙と野の花が飾られ、茶会らしい閑静な雰囲気。生徒たちは部活で学んだ作法を生かそうと慎ましく正座して来客を迎え、緊張感の中にも真心のこもった姿で茶を立て、静々と運んでいた。主催者の町観光協会によると午後3時まで約400人の来客があったという。

  ミス清水撮影会は高階倫子さん(美郷町浪花)、鎌田真弓子さん(大仙市太田町)、倉田真以子さん(同)の3人がモデルとなって撮影に応じた。ミス清水は2年に1回、選ばれている。3人は午前中は茶会会場やお寺の境内、午後からは御台所清水や藤清水周辺を会場にあでやかな浴衣姿でカメラの前に立った。参加した20人のカメラマンは「こっちに笑顔を」となどと次々に注文。「ミス清水にお寺の山門、そして茶会の落ち着いたムードと清水。写真を撮るには魅力的な設定ですよ」とカメラマンたちは喜び、盛んにシャッターを切っていた。
 
  撮影会の作品はコンテストが行われ、優秀作品は今月30日から秋田わか杉国体開催期間中の10月10日まで湧太郎に展示、さらに10月末、仙南体育館で開く美郷町フェスティバルでも展示する。