農事組合法人かくまがわ
基幹施設のライスセンター完成(9月21日・金)
大仙市の農事組合法人かくまがわ(鎌田敏之組合長)が、同市角間川町字四上町に建設していた「かくまがわライスセンター」が完成、20日、現地で竣工式が行われた。
同組合は国や県、当時の大曲市の補助を受けて実施した県営大規模ほ場整備事業(受益面積369ヘクタール・総事業費約50億円)が、03年に終了したのを機に農作業の共同化など効率的な生産を目指そうと05年から集落座談会を開始。その結果、稲作と大豆を組み合わせた作業体系で共同運営しようと意見が一致、06年10月に法人を設立させた。組合員は25人で水稲41.6ヘクタール、大豆16.9ヘクタールの計58.5ヘクタールの経営面積となっている。ライスセンターはその基幹施設として建設した。
センターは鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約389平方メートル。50石の乾燥機5基と5トンの調整タンク7基、5インチの籾摺り機2基を備えている。総事業費は約9500万円で、国から「強い農業づくり交付金」として4500万円、市から900万円の補助を受けた。
竣工式には栗林次美市長や市議、JA秋田おばこ、組合員ら約50人が出席、神事で完成を祝った。栗林市長は席上、「国の農業政策はやる気と能力のある個別経営や法人経営に支援を重点化しており、市としても効率的な生産を目指す農業経営体の育成に努めている。そうした中で、かくまがわは大曲地域でいち早く組織の法人化に取り組んでおり、これからの営農集団の手本にもなっている」と賞讃した。